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登録販売者の過去問 平成29年度 人体の働きと医薬品 問34

問題

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医薬品の体内での働きに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a 循環血液中に移行した有効成分は、血流によって全身の組織・器官へ運ばれて作用するが、多くの場合、標的となる細胞に存在する受容体、酵素、トランスポーターなどのタンパク質と結合し、その機能を変化させることで薬効や副作用を現す。

b 医薬品が摂取され、その有効成分が循環血液中に移行すれば、その血中濃度に関わらず生体の反応としての薬効が現れる。

c 一度に大量の医薬品を摂取したり、十分な間隔をあけずに追加摂取したりして血中濃度を高くしても、ある濃度以上になるとより強い薬効は得られなくなる。

d 有効成分の血中濃度は、ある時点でピーク( 最高血中濃度 )に達し、その後は低下していくが、これは代謝・排泄の速度が吸収・分布の速度を上回るためである。
   1 .
( a )正 ( b )正 ( c )誤 ( d )誤
   2 .
( a )誤 ( b )正 ( c )正 ( d )誤
   3 .
( a )正 ( b )誤 ( c )正 ( d )正
   4 .
( a )誤 ( b )正 ( c )誤 ( d )正
   5 .
( a )正 ( b )誤 ( c )誤 ( d )正
( 登録販売者試験 平成29年度 人体の働きと医薬品 問34 )
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この過去問の解説 (3件)

35
b 「血中濃度に関わらず」が誤りです。ある最小有効濃度(閾値)を超えたときに生体の反応としての薬効が現れるとされています。

付箋メモを残すことが出来ます。
18
答:3

a:正  受容体と結合して作用する薬を作動薬(アゴニスト)といい、結合して別の物質の作用を妨げる薬を拮抗薬(アンタゴニスト)といいます。例えば抗ヒスタミン薬は、ヒスタミン結合を妨げることでアレルギー症状を抑えるアンタゴニストです。

b:誤  血中濃度がある最小有効濃度(閾値)を超えたときに生体の反応としての薬効が現れます。

c:正  ある濃度以上になると薬効は頭打ちとなりますが、有害な作用(副作用や毒性)は現れやすくなりますので注意が必要です。

d:正  医薬品の多くは、使用後の一定期間、その有効成分の血中濃度が有効域に維持されるよう、使用量及び使用間隔が定められています。

2

正解:3 正 誤 正 正

医薬品の体内での働きに関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:循環血液中に移行した医薬品の有効成分は、血中濃度が閾値(最小有効濃度)を超えて初めて薬効が現れます。

c 正:問題文の通りです。

d 正:問題文の通りです。血中濃度が低下して最小有効濃度を下回ると、薬効は消失します。

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