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2級土木施工管理技術の過去問 平成29年度(前期) 土木 問26

問題

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港湾の防波堤に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
直立堤は、傾斜堤より使用する材料は少ないが、波の反射が大きい。
   2 .
直立堤は、地盤が堅固で、波による洗掘のおそれのない場所に用いられる。
   3 .
混成堤は、捨石部と直立部の両方を組み合わせることから、防波堤を小さくすることができる。
   4 .
傾斜堤は、水深の深い大規模な防波堤に用いられる。
( 2級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度(前期) 土木 問26 )
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この過去問の解説 (3件)

42

直立提とは、大きな直方体のコンクリートブロックやケーソンを敷き並べた直立に立つ堤防のことです。

直立提は他の堤防に比べ、洗堀に弱いです。

混成提は上部に直立堤,下部に傾斜堤の捨石堤を用いた堤防です。

4〇

傾斜堤は、深水が深くなると材料も大量に必要となるため、水深の深い場所では混成提になることがあります。

付箋メモを残すことが出来ます。
28
1)適当です。
直立堤とは、前面が波に対して鉛直となっている堤体を岸ではなく海底に沈めて設置するものです。
コンクリートブロック式直立堤、ケーソン式直立堤があり、使用材料が比較的少量で維持管理費も少ない代わりに設置場所の地盤が強固で波が穏やかである場合に限られます。

2)適当です。
直立堤は強固な海底地盤を必要とするので、波が荒くなく比較的穏やかで海底部分の洗堀の可能性が低い場合に採用されます。
船舶の航行に支障が出ない有効港口幅が比較的容易に確保され、施工によっては背面に船舶を係留する事も可能になります。

3)適当です。
混成堤とは海底に基礎捨石を盛り台形上に形成したその上に直立堤を設置したもので、水深3mより深い場合の現場に多く用いられます。
基礎の捨石部分の水深を大きくすることにより傾斜堤としての機能を強くすることができるので、直立堤部分を小さくすることが可能となります。

4)適当ではありません。
傾斜堤は捨石やコンクリートブロックを海中へ沈め、台形状に形作ったその表面に異形ブロックやコンクリートで保護したものです。
比較的波が高くなく水深の浅い港湾や海岸などで採用されます。
水深の深い大規模な堤体は直立堤または混成堤が採用されるので、この設問は間違いです。

10
問題の解説

正解は 4 です。
傾斜提は水深が浅く小規模の場所で防波堤として用いられます。

その他の選択肢は下記の通りです。

1.直立堤は傾斜堤より波の反射が大きくなります。

2.直立堤は波による洗掘のおそれのない場所に用いられます。

3.混成堤は防波堤を小さくすることができます。

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