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第三種電気主任技術者の過去問 平成28年度(2016年) 電力 問33

問題

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地中配電線路に用いられる機器の特徴に関する記述a~eについて、誤っているものの組合せを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。

a  現在使用されている高圧ケーブルの主体は、架橋ポリエチレンケーブルである。
b  終端接続材料のがい管は、磁器製のほか、EPゴムやエポキシなど樹脂製のものもある。
c  直埋変圧器(地中変圧器)は、変圧器孔を地下に設置する必要があり、設置コストが大きい。
d  地中配電線路に用いられる開閉器では、ガス絶縁方式は採用されない。
e  高圧需要家への供給用に使用される供給用配電箱には、開閉器のほかに供給用の変圧器がセットで収納されている。
   1 .
a
   2 .
b、e
   3 .
c、d
   4 .
d、e
   5 .
b、c、e
( 第三種 電気主任技術者試験 平成28年度(2016年) 電力 問33 )
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この過去問の解説 (2件)

5
a 正しい
現在、高圧ケーブルとして、架橋ポリエチレンケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(Cross-linked polyethylene insulated Vinyl sheath cable))、すなわちCVケーブルが幅広く普及しています。
CVケーブルの絶縁材料である架橋ポリエチレンは、高い絶縁性能や耐熱性能をもち、耐化学薬品性能や耐水性にも優れています。

b 正しい
がい管は、電線を他の構造物や電線との絶縁や、壁などを貫通させるのに使用する、内部を中空にした円筒状の絶縁体です。磁器製のほか、EPゴムやエポキシなど、樹脂製のものもあります。

c 正しい
変圧器を地中に設置するためには、変圧器を設置するための穴(変圧器孔)を開ける必要があり、地上や柱上に設置するものと比較して、設置コストが大きくなります。

d 誤り
ガス絶縁方式の開閉器(スイッチ)は、金属容器内に絶縁特性の優れたガスを封入していることから、絶縁距離を大幅に縮小できるために小型化が可能です。また、安全性、信頼性に優れ、保守も大幅に簡素化されます。よって、主流な方式といえます。

e 誤り
供給用配電箱は、高圧受電する高圧需要家側に設ける、開閉器あるいは断路器を箱内に収納したものです。
変圧器は収納されません。

以上より、正解は4.となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
a.
記述に誤りはありません。
高圧ケーブルに使われるWL2、CV、CVTには架橋ポリエチレンが使われています。


b.
記述に誤りはありません。
終端接続材料には、磁器製以外にも樹脂製のものがあります。


c.
記述に誤りはありません。
地下への施工は高価になるのが一般的です。


d.
これは誤りです。
地下であることが、ガス式を採用しない理由になりません。



e.
これは誤りです。
高圧キャビネット内には、地絡継電装置付きの負荷開閉器が入っており、
変圧器はありません。


選択肢は5.です。

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