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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和元年度(2019年)前期 1 問10

問題

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架空送電線に発生するコロナに関する記述として、不適当なものはどれか。
   1 .
送電効率が低下する。
   2 .
ラジオ受信障害が発生する。
   3 .
晴天時より雨天時の方が発生しやすい。
   4 .
単導体より多導体の方が発生しやすい。
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)前期 1 問10 )
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この過去問の解説 (3件)

32
ほとんどの架空送電線は絶縁被覆のない裸電線であり、空気の絶縁耐力に頼っています。
しかし空気に含まれる水蒸気量が増えると絶縁が不足し、電線表面からの放電が発生します。
これが「コロナ放電」です。

空気の絶縁耐力は雨天の方が低くなるため、雨天時の方が発生しやすくなります。
またコロナ放電が生じると、放電によりエネルギーが失われるために送電効率が低下し、コロナ雑音と呼ばれるラジオ受信障害が発生します。
よって、1・2・3 は正しく述べています。

しかし、4 は不適当です。
多導体とは電線を複数本に分割する方式であり、同じ電流を流すための単導体よりも、個々の電線の表面積を小さくできるため、コロナ放電が生じにくくなります。

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11
正解は4です。

1 .送電効率が低下する。 → 適当です。
送電線にコロナが発生すると、有効電力損失が生じ、送電効率を低下させる要因となります。

2 .ラジオ受信障害が発生する。 → 適当です。
送電線にコロナが発生すると、送電線の近くにあるラジオ受信機や搬送波通信設備に雑音障害が発生します。

3 .晴天時より雨天時の方が発生しやすい。 → 適当です。
晴天のときよりも雨、雪、霧などの時の方が発生しやすくなります。

4 .単導体より多導体の方が発生しやすい。 → 不適当です。
多導体方式は、単導体に比べてコロナ放電が少ないので、電力損失が少なくなります。

6
1.適当です。
電力エネルギーの一部がコロナ損の形で失われるので、送電効率は低下します。

2.適当です。
ラジオ受信障害が発生します。

3.適当です。
記載の通りです。晴天時より雨天時の方が発生しやすいです。

4.不適当です。
多導体より単導体の方が発生しやすいです。

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