問題
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数値解析の誤差に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1 .
浮動小数点演算において近接する2数の引き算では、有効桁数が失われる桁落ち誤差を生じることがある。
2 .
非線形現象を線形方程式系で近似しても、線形方程式の数値計算法が数学的に厳密であれば、得られる結果には数値誤差はないとみなせる。
3 .
テイラー級数展開に基づき微分方程式を差分方程式に置き換えるときの近似誤差は、格子幅によらずにほぼ一定値となる。
4 .
有限要素法の要素分割を細かくすると近似誤差は大きくなる。
5 .
数値計算の誤差は対象となる物理現象の法則で定まるので、計算アルゴリズムを改良しても誤差は減少しない。
( 技術士 第一次試験 平成27年度(2015年) 基礎科目「解析に関するもの」 問15 )