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管理栄養士の過去問 第33回 給食経営管理論 問172

問題

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給食の原価管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
原価は、生産・販売およびサービス提供のために要した費用である。
   2 .
損益計算書の売上原価には、間接経費が含まれる。
   3 .
損益分岐点比率が高いほど、収益が高い。
   4 .
減価償却費は、変動費に含まれる。
   5 .
パートタイム労働者の賃金は、固定費に含まれる。
( 第33回 管理栄養士国家試験 給食経営管理論 問172 )
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この過去問の解説 (4件)

14
1 . 原価は、生産・販売およびサービス提供のために要した費用です。

2 . 損益計算書の売上原価には、間接経費が含まれません。
損益計算書における「売上原価」は「期首棚卸高(1年のはじまりの在庫)+当期仕入高(今年買ったもの)-期末棚卸高(1年の終わりの在庫)」で求めます。
「間接経費」とは、設備や減価償却費、光熱費など、間接的にかかわる経費のことです。

3 . 損益分岐点比率が高いほど、収益が低いです。
「損益分岐点」とは、売上高(収入)と総費用(固定費+変動費)の額がちょうど等しく、利益も損失もない収支ゼロとなる点をいいます。この損益分岐点が低いほど、収益は高くなります。

4 . 減価償却費は、固定費に含まれます。
「固定費」とは、売上高に関わらず発生する一定の費用のことです。これには、正社員の給料、光熱費の基本料金などが含まれます。
「減価償却費」とは、厨房設備等は高額でありますが長年に渡って使用可能であり資産になるため、一括で買ったとしても、自社で長く使うものを何年かに分けて費用にしていくことができます。これは固定費としています。

5 . パートタイム労働者の賃金は、変動費に含まれます。
「変動費」とは、売上高に応じて変動する費用のことです。これには、パート・アルバイトの人件費、食材料費、光熱費の使用料金などが含まれます。

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6
正しいのは【1】です。

1.〇

2.✖ 損益計算書の売上原価には、間接経費は含まれません。

3.✖ 損益分岐点比率が低いほど、収益が高くなります。

4.✖ 減価償却費は、固定費に含まれます。

5.✖ パートタイム労働者の賃金は、変動費に含まれます。 

3
正解は1です。


1 . 原価は、生産・販売およびサービス提供のために要した費用です。

2 . 損益計算書は収益と費用の差額から、利益や損失の発生源がわかります。また、間接経費は売上原価には含まれません。

3 . 損益分岐点比率が低いほど、収益が高いと言えます。

4 . 減価償却費は、固定費に含まれます。

5 . パートタイム労働者は労働時間により賃金が変動するため、変動費に含まれます。

2
1.〇 原価とは、商品やサービスを生産するためにかかった金額のことです。

2.× 損益計算書とは、収益と費用を示し、その差額としての利益を表示することで利益や損失の発生源が分かる計算書のことです。
間接経費とは、その商品やサービスを生産するために使用した間接的な費用(掃除費用や設備・備品費用等)のことなので、売り上げの原価には含まれません。

3.× 損益分岐点とは、売上高と総費用の額が一致して利益も損失も出ない点を指します。
損益分岐点が高いと収益力が弱いため、損益分岐点を下げることが経営管理上重要となります。

4.× 費用は固定費と変動費に区分して考えられています。
・固定費:売り上げに関わらずほぼ一定額発生する費用。
・変動費:売り上げの変動により増減する費用。

減価償却費とは、固定資産を購入した際に支払ったお金が時間差で費用になったもののことです。
売り上げによって増減するものではないので固定費となります。

5.× 正規職員と違い、パートタイム労働者は、その日の集客によって増員、またはその反対の可能性があるため、変動費に分類されます。

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