管理栄養士 過去問
解説あり

試験最新情報

第39回(2025年) 試験日
2025年3月2日(日)

試験日まで、78

管理栄養士国家試験の過去問と解説を第38回〜第24回まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。管理栄養士試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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管理栄養士について

管理栄養士とは

管理栄養士の資格は、栄養士法に基づき厚生労働大臣から免許を受ける国家資格です。

管理栄養士の仕事内容

管理栄養士は、栄養に関する専門的な知識や技術をもとに、健康な人・病気や怪我をして療養が必要な人・高齢のため食事がとりにくい人など様々な状況の人に応じて栄養指導や管理、サポートを行う専門職です。
食事や栄養の管理指導を行う仕事のため、管理栄養士が活躍する場は病院などの医療機関、学校などの給食施設、スポーツ施設、食品関連業界や自治体等、多岐に渡ります。

管理栄養士の役割

管理栄養士は栄養の管理を通して健康維持に関わる指導をする立場となるので、個人や集団に合わせたライフスタイルや食事内容の提案が必要になります。
病院や給食施設など勤務する場所の特徴に応じて、栄養の専門家としての豊富な知識や技術が必要となります。

管理栄養士になるためには

年に1回実施される管理栄養士国家試験に合格することで、管理栄養士の資格を取得することができます。

管理栄養士養成施設を卒業後、管理栄養士試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けることで管理栄養士になることができます。
また、栄養士養成施設を卒業後、栄養士として指定の年数の実務経験を積み、管理栄養士試験に合格することで管理栄養士になる方法もあります。
必要年数などの詳しい情報については厚生労働省 管理栄養士・栄養士関係のページを参照してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089299.html

勉強方法

資格取得に必要な勉強時間

管理栄養士試験は合格率50〜60%程度の国家資格です。
まずは定められた養成施設を修了し、基本的な知識を得た上で更に勉強し、受験する必要があるので、決して簡単な資格とは言えないでしょう。
合格するためには200~300時間程度の勉強が必要となります。

効率的な学習方法

4年制の管理栄養士養成課程を卒業して管理栄養士試験を受験する場合、学校で栄養についての勉強をしていて知識があるため合格率は高い(8~9割)ですが、
栄養士養成施設で学び、実務経験を経て管理栄養士試験を受験した場合の合格率は1~2割程度と低くなっています。
そのため、管理栄養士の資格を取得することを目標としている方は、4年制の管理栄養士養成課程を修了した後に管理栄養士試験を受験する流れが望ましいでしょう。

 

管理栄養士試験を受験するにあたり、まずは管理栄養士養成課程等で学んだ内容を再確認することをお薦めします。
そしてテキストを参考に、管理栄養士試験の問題についての知識を深めることが大切です。
また、試験問題は、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)に沿って出題されます。このガイドラインはおおむね4年に一度改定されるため、最新の情報を十分確認しましょう。

そして過去問サイトで過去問を繰り返し解き、合格ラインを安定して越えられるまで学習を続けることで合格が可能になります。

管理栄養士の関連資格

栄養士

管理栄養士になるためには、栄養士の資格の取得が必須の条件とされています。
2~4年制の栄養士養成施設を修了すると、無試験で栄養士の免許を受けることができます。
栄養士は、主として健康な人を対象に食事や栄養指導を行うことができます。
それに対して管理栄養士は、健康な人・病気や怪我をして療養が必要な人・高齢のため食事がとりにくい人など様々な状況の人に応じて栄養指導や管理、サポートを行うことのできる専門職となります。

試験の概要

受験資格

4年制の管理栄養士養成施設を卒業すること、
または、栄養士養成施設を卒業後、栄養士として指定の年数の実務経験を積むことが受験資格となります。
必要な実務年数など受験資格の詳しい内容については厚生労働省 管理栄養士・栄養士関係のページを参照してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089299.html

試験日時

令和7年3月2日(日)

試験は年1回、例年2月下旬〜3月上旬の日曜日に実施されています。

試験実施都道府県、試験会場

北海道、宮城県、埼玉県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県、沖縄県

試験科目

全部で200問の出題があり、試験時間は計5時間5分です。

【10:00~12:25(2時間25分)】
社会・環境と健康
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
食べ物と健康
基礎栄養学
応用栄養学

【13:40~16:20(2時間40分)】
栄養教育論
臨床栄養学
公衆栄養学
給食経営管理論
応用力試験

科目ごとの出題数の配分については、おおむね4年に一度改定される管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)を参考にしましょう。

受験手数料

6,800円
受験手数料の額に相当する収入印紙を受験願書に貼り納付します。

合格発表

令和7年3月28日(金) 

例年3月下旬に発表されています。

出題方法

原則として5つの選択肢から正しいものを1つまたは2つ回答するマークシート方式です。

出題基準

厚生労働省が設置する管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)改定検討会によって検討された出題基準に基づいて出題されています。
このガイドラインは、おおむね4年に一度改定されます。
最新の情報を必ず確認しましょう。

免除制度

第19回の試験までは管理栄養士養成施設を卒業した方について試験科目の一部が免除されていましたが、
第20回以降は免除試験は廃止され、全員全科目受験することとなっています。

合格情報

合格基準

全200問中、120問(60%以上)の正解で合格となります。

受験者数・合格者数・合格率の推移

2024年(令和6年)第38回
受験者数 16,329人、 合格者数 8,056人、合格率 49.3% 

2023年(令和5年)第37回
受験者数 16,351人、 合格者数 9,254人、合格率 56.6% 

2022年(令和4年)第36回
受験者数 16,426人、合格者数 10,692人、合格率 65.1% 

2021年(令和3年)第35回
受験者数 16,019人、合格者数 10,292人、合格率 64.2% 

2020年(令和2年)第34回 
受験者数 15,943人、合格者数 9,874人、合格率 61.9% 

2019年(平成31年)第33回
受験者数 17,864人、合格者数 10,796人、合格率 60.4% 

2018年(平成30年)第32回
受験者数 17,222人、合格者数 10,472人、合格率 60.8% 

2017年(平成29年)第31回
受験者数 19,472人、合格者数 10,622人、合格率 54.6% 

2016年(平成28年)第30回 
受験者数 19,086人、合格者数 8,538人、合格率 44.7% 

2015年(平成27年)第29回
受験者数 19,884人、合格者数 11,068人、合格率 55.7% 

2014年(平成26年) 第28回
受験者数 21,302人、合格者数 10,411人、合格率 48.9%