JLPT(日本語能力) 予想問題
解説あり

試験最新情報

2025年 第1回試験日(予想)
2025年7月6日(日)

試験日まで、138

JLPT(日本語能力)試験の予想問題の「N1レベル」2024年12月公開と解説を無料で公開しています。全問正解するまで予想問題を解き続けることで、問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。JLPT(日本語能力)試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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(JLPT)日本語能力試験について

(JLPT)日本語能力試験とは

(JLPT)日本語能力試験は、日本語を母語(子供の頃から使っている言葉)としない方日本語能力を測定し認定する試験です。

 

全世界で約61万人(2011年時点)がこの試験を受けています。
日本語能力を測定できるだけでなく、合格することで就職や資格認定などに役立てることができます。

認定の目安

日本語能力試験には、5段階(N1>N2>N3>N4>N5)のレベルがあります。
N1が一番難しく、N5が一番易しい問題になります。

※過去問ドットコムではN1レベルの予想問題を取り扱っています。

下記問題例:【日本国際教育支援協会 日本語能力試験JLPT 問題例より】

https://www.jlpt.jp/samples/forlearners.html

N1幅広い場面で使われる日本語を理解することができる

N1の表現は普段使用しない言葉が出題されるため、

様々な表現方法を知っている必要があり、

母国語を日本とする方でも満点を取るのは難しいとされています。

現実の生活の幅広い場面で使われる日本語が出題されます。

 

(例題)  の言葉に意味が近いものを1・2・3・4から一つえらびなさい。

このマニュアルの説明はややこしい

 

1 明確だ

2 奇妙だ

3 複雑だ

4 簡潔だ

 

【言語知識 (文字・語彙)3[言い換え類義]より】

N2日常で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解できる

日常会話以外で使われる日本語やビジネス会話もある程度は理解ができるレベルとされています。

自然なスピードで会話ができ、会話の全容も理解できるとされています。

現実の生活の幅広い場面で使われる日本語が出題されます。

 

(例題)  の言葉に意味が近いものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。

田中さんは単なる友人です。

 

1 大切な

2 一生の

3 ただの

4 唯一の

 

【言語知識 (文字・語彙)5[言い換え類義]より】

N3日常で使われる日本語をある程度理解できる

ある程度の単語や文法について知っており、日常会話で使われる日本語は理解できるレベルです。
自然に近いスピードで会話ができ、難しい言葉や文法も他の言葉に置き換えて説明されれば、理解できるとされています。

N4・N5からN2・N1への橋渡しのレベルです。

 

(例題)  に意味が最も近いものを、1・2・3・4から一つえらびなさい。

次々に新しいゲームが作られる。

 

1 だんだん

2 これから

3 いつでも

4 どんどん

 

【言語知識 (文字・語彙)4[言い換え類義]より】

 
N4基本的な日本語を理解することができる

基本的な日常会話で使用される単語を理解できるレベルです。
難しい単語は、ゆっくり聞いたり、他の言葉に置き換えて説明されれば、おおよそ理解できるとされています。

日本の教室内で学ぶ基本的な日本語が出題されます。

 

(例題)  の ぶんと だいたい おなじ いみの ぶんが あります。

1・2・3・4から いちばん いい ものを ひとつ えらんで ください。

パスポート ばんごうを しらせて ください。

 

1 パスポート ばんごうを うつして ください。

2 パスポート ばんごうを なおして ください。

3 パスポート ばんごうを きめて ください。

4 パスポート ばんごうを おしえて ください。

 

【言語知識 (文字・語彙)4[言い換え類義]より】

N5基本的な日本語をある程度理解することができる

基本的な日常会話で使用される単語をある程度、理解できるレベルです。
日常会話でも頻繁に使われる単語を理解でき、それ以外の単語については、

ゆっくり聞けば必要な情報を聞き取ることができるとされています。

日本の教室内で学ぶ基本的な日本語が出題されます。

 

(例題)  の ぶんと だいたい おなじ いみの ぶんが あります。

1・2・3・4から いちばん いい ものを ひとつ えらんで ください。

わたしは デパートに つとめて います。

 

1 わたしは デパートで かいものを して います。

2 わたしは デパートで さんぽを して います。

3 わたしは デパートで しごとを して います。

4 わたしは デパートで やすんで います。

 

【言語知識 (文字・語彙)4[言い換え類義]より】

 

日本でのメリット

日本語能力試験を受けることによって得られるメリットがあります。

 

1.日本の出入国管理上の優遇措置を受けるためのポイントがつきます。
専門的な知識を持った高度外国人材の受け入れを促進するために、次の出入国在留管理上の優遇措置を受けることができるポイント制度があります。そのポイントの取得条件のひとつが日本語能力試験N1またはN2の取得です。優遇措置を受けるには70ポイントが必要ですが、日本語能力試験N1の合格者は15ポイント、N2の合格者は10ポイントがつきます。

2.日本の国家試験を受けることができます。
海外において医師などの免許を持っている人が、日本の国家試験を受験するためには、日本語能力試験N1の認定が受験の条件です。

<日本語能力試験N1が受験資格になっている国家試験>
医師、歯科医師、看護師、准看護師、薬剤保健師、助産師、診療放射線技師、歯科衛生士、歯科技工士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、臨床工学技士、義肢装具士、救命救急士、言語聴覚士、獣医師、愛玩動物看護師

3.EPA(経済連携協定)に基づく看護師・介護福祉士の候補者選定時に必要となります。
EPA(経済連携協定)に基づき、インドネシア、フィリピン、ベトナムから来日する看護師・介護福祉士の候補者は、日本語能力試験N5程度(フィリピン)、N4程度(インドネシア)またはN3(ベトナム)以上の認定が条件です。

4.日本の中学校卒業程度認定試験で一部の試験科目の免除が受けられます。
外国籍等の受験者の場合、日本語能力試験N1かN2の合格者は、国語試験が免除されます。


その他、学校での単位・卒業資格認定、企業での優遇、社会的な資格認定など、さまざまなメリットがあります。

勉強方法

資格取得に必要な勉強時間

N5は200時間、N4は350時間、N3は500時間、N2は650時間程度とレベルやどの程度日本語を知っているかによっても異なります。
N1で言えば、一般的に750時間程度の時間が必要と言われています。
1日あたり2時間程度の勉強をした場合、1年弱かかるとされています。

効率的な学習方法

テキストが豊富にあるので、独学でも十分合格できるとされています。


まずは、日本語能力試験の公式問題集があるので、時間を測りながら一通り解いてみましょう。

苦手な分野については、ジャンル別(文法・語彙力・リスニング・読解など)にレベルに合った参考書が販売されていますので、活用しましょう。漢字や語彙に関しては、単語帳を作成し、暗記するように覚えるのもおすすめです。

(JLPT)日本語能力試験の関連試験

日本語を母語としない方が対象の試験

以下の試験は、日本語を母語としない方が対象で、日本語能力を測ることができる試験の一覧です。

有名なものとしては、「日本語能力試験(JLPT)」「J.TEST実用日本語検定」の2つになります。

 

「日本語能力試験(JLPT)」

過去問ドットコムで取り扱っています。
日本語の試験で一番受験者数が多く、日本語試験といえばJLPTと言われいてます。
その中には、海外で育ち、子どもの頃に日本語を使うことがなかった日本人も対象となります。

海外でも受験可能です。問題の内容は、読解を重視しており、日本語の読み書き能力を測ることができます。

レベルごとに試験を行っており、どのレベルを受験するか選んで試験を受けます。

 

「J.TEST実用日本語検定」
中学生以上の日本語を母語としない方が対象です。
JLPTと同じで、日本語能力を測ることができる検定です。
レベルは3つで、JLPTの複数レベルを一番上位のレベルはJLPTのN1以上のレベルまで測ることができます。

複数回受験する必要がなく、一度の受験で高得点を取ることができれば、目指していた級よりも上をとれる場合もあります。

問題の内容は、聴解を重視しており、実際の会話表現の理解度を測ることができます。

 

その他にも以下のような試験があります。

「実用日本語運用能力試験(TOPJ)」
日本語NAT‐TEST.

JFT Basic(国際交流基金日本語基礎テスト)
日本語コミュニケーション能力測定試験(JLCAT)

日本語能力評価試験(JPET)
生活・職能日本語検定(J‐Cert)
JLCT(外国人日本語能力検定試験)

JPT日本語能力試験 


 【就労と就学をサポートする試験】

実践日本語コミュニケーション検定(PJC)

 

【外国人留学生を対象とした試験】

・日本留学試験(EJU)

 →日本の大学(学部)等に入学を希望する方の日本の大学等で必要とする日本語能力を測定します。

 

【ビジネスに関する日本語に特化した試験】
標準ビジネス日本語テスト(STBJ)

ONiT口頭ビジネス日本語試験

「ビジネス日本語能力テスト(BJT)」日本漢字能力検定協会
 →合否はなく、スコアでの評価になります。日本企業への就職に活かすことができます。

 

 

【特定の地域に在勤・在住しているの外国人を対象とした試験】

・とよた日本語能力判定(対象者判定テスト)
 →愛知県豊田市内在住・在勤外国人を対象としています。

  地域社会で最低限必要な日本語能力を習得できるテストを行っています。
浜松版日本語コミュニケーション能力評価システム(HAJAC)
 →静岡県浜松市在住の外国人を対象としています。

その他の日本語試験

・「日本語検定」
日本語に対する知識と運用能力を測る検定で、日本語力を高める目的で実施されています。

日本語を使うすべての方が対象で日本人でも受験可能です。


「日本語教育能力検定試験」
日本語の教員として日本語教育を行いたい、または行っている方の日本語教育の知識や能力を検定するものです。
 

【オンラインや電話で日本語能力を測れるテスト】

・ACTFL

オンラインで言語能力を判定するテストです。
日本語の知識のテストではなく、コミュニケーションができるかを重視したテストです。

以下のような様々な形式があります。
OPI 対面のインタビュー方式で判定するテスト
OPIc PC / タブレットを利用したiBT方式のスピーキングテスト
WPT PC / タブレットを利用したライティング能力を測定するテスト 
LPT PC / タブレットを利用した聴解力を測定するテスト

アルクの電話による日本語会話テストJSST
電話で手軽に受験できる日本語の会話力テストです。

J-CAT日本語テスト
日本語学習者を対象としており、インターネット上で、

時間・場所の制約なしに実施できるアダプティブテスト(適応型テスト)です。
 

試験概要

試験実施都道府県、試験会場

試験は全国47都道府県他、海外でも実施されています。
試験会場は、受験票で知らされることになります。
※応募状況により隣接都道府県になることもあります。

海外の会場については、以下URLを確認して下さい。
【日本語能力試験HP 海外の実施都市・実施機関一覧】
https://www.jlpt.jp/application/overseas_list.html

試験日時

基本的に7月、12月の年2回です。
日付については、毎年変わりますので、
第一回(7月):2月上旬頃
第二回(12月):7月上旬頃、HPを確認して下さい。
日本国際教育支援協会 日本語能力試験
https://info.jees-jlpt.jp/
 

試験科目

「言語知識」は、日本語の文字や語彙、文法についてどのぐらい知っているかという問題です。
「読解」「聴解」は、日本語でのコミュニケーション能力を測るための問題です。

レベル          試験科目<試験時間>
N1言語知識(文字・語彙・文法)・読解 <110分>聴解 <55分>      
N2言語知識(文字・語彙・文法)・読解 <105分>聴解 <50分>
N3

言語知識(文字・語彙) <30分>

言語知識(文法)・読解 <70分>

聴解 <40分>
N4

言語知識(文字・語彙) <25分>

言語知識(文法)・読解 <55分>

聴解 <35分>
N5

言語知識(文字・語彙) <20分>

言語知識(文法)・読解 <40分>

聴解 <30分>

受験手数料

7,500円(税込)

合格発表

合格発表は、日本国際教育支援協会 日本語能力試験のHP
https://info.jees-jlpt.jp/に掲載されます。
掲載日時はその都度なので確認して下さい。


また、日本国内での受験者には、合否結果通知書が送られてきます。
海外での受験者には日本語能力試験認定結果及び成績に関する証明書が送られてきます。

期間は以下の通りです。

日本:第一回(7月)試験→9月上旬
  第二回(12月)試験→2月上旬
海外:第一回(7月)試験→10月上旬
  第二回(12月)試験→3月上旬

受験資格

日本語を母語としない方であれば、年齢や国籍に制限はありません。
日本国籍の人でも日本語を母語としない方の場合、受験可能です。

出題方法

多肢選択によるマークシート方式

受験申請

日本国際教育支援協会 日本語能力試験のHP

https://info.jees-jlpt.jp/ からMyJLPTの登録を行うことで申請できます。

第一回〈7月):3月中旬〜 第二回(12月):8月中旬〜 随時受け付けています。

受験申請期間

試験日の約3〜4か月前から翌月上旬までです。

詳しくは日本国際教育支援協会 日本語能力試験のHP

https://info.jees-jlpt.jp/を確認して下さい。

受験票の発送

日本国際教育支援協会から郵送で届きます。

合格情報

合格基準

合格点(総合得点が合格に必要な点)以上であること
基準点(各得点区分の得点が、区分ごとに設けられた合格に必要な点)以上であること
 

②の得点が取れていなければ、①が取れていても不合格となることがあります。

詳しくは日本語能力試験 得点区分・合否判定・結果通知

https://www.jlpt.jp/guideline/results.htmlを確認して下さい。

免状の交付

進学や就職などで必要な方には、日本語能力試験認定結果及び成績に関する証明書(成績証明書)を発行しています。

MyJLPTからの申し込みが必要です。学校や会社への公的な証明に使用できます。

受験者数・合格者数・合格率の推移

こちらの値は、国内外合計の過去3年分(第一回)試験結果をまとめたものです。

詳しい結果については、日本語能力試験 過去の試験データ 

https://www.jlpt.jp/statistics/archive.html を確認して下さい。

2024(令和6年)第一回(7月)レベルN1N2N3N4N5

国内・海外

合計

受験者数117,940171,162177,151157,053680,453
合格者数39,27265,57571,79264,207269,432
合格率33.3%38.3%40.5%40.9%39.6%
2023(令和5年)第一回(7月)レベルN1N2N3N4N5

国内・海外

合計

受験者数120,407144,712136,237148,41052,374
合格者数40,97560,87059,47963,18426,522
合格率34.0%42.1%43.7%42.6%50.6%
2022(令和4年)第一回(7月)レベルN1N2N3N4N5

国内・海外

合計

受験者数90,299103,09375,21055,54432,359
合格者数27,24638,50535,33225,32317,499
合格率30.2%37.3%47.0%45.6%54.1%