管工事施工管理技士とは、水道・ガス・エアコンなどの配管工事を、安全・正確に進めるための “現場監督” に必要な国家資格です。
1級管工事施工管理技士 過去問
解説あり
試験最新情報
令和7年度(2025年) 第一次検定日(予想)
2025年9月7日(日)
試験日まで、160日
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1級管工事施工管理技士について
管工事施工管理技士とは
管工事施工管理技士の仕事内容
配管工事を計画・指揮して、「安全・予定通り・キレイに」仕上げるための管理をする仕事です。
① 工事の計画を立てる
② 現場を監督する
③ 職人さんや業者さんとの調整
④ 書類の作成・報告
管工事施工管理技士の役割
管工事施工管理技士は、「自分の手で工事する人」ではなく「配管工事の現場監督」です。エアコンや換気設備(空調設備)、給排水・衛生設備(トイレやお風呂等)、ガス配管や冷暖房の配管工事のような現場を管理します。品質管理、工程管理、安全管理、原価管理の4つを行い、工事がうまく進むよう現場をまとめる役割です。
1級管工事施工管理技士になるためには
1級管工事施工管理技術検定を受験する必要があります。
① 学科試験(一次)※19歳以上であれば受験資格不要
空調・衛生・配管などの専門知識、工事の管理(工程・安全・品質・原価)、関連法規(建築基準法など)
・ マークシート形式(4択)→ 合格すると、「学科試験合格者」として登録されます。
② 実地試験(二次)※実務経験要
配管工事の実務に関する記述問題
勉強方法
必要な勉強時間
学科試験については約 150~300時間、実地試験については約 100~200時間、合計約250時間〜500時間とされています。
効率的な学習方法
類似問題が出題されるので、過去問を中心に勉強しましょう。学科試験は広く浅く出題されるので、捨て科目を作らないことも大切です。
実地試験は実務経験をベースにした記述式問題が出題されます。事前に「書く練習」をして、書いたものをチェックしてもらうようにしましょう。
試験の概要
試験会場、都道府県
試験会場:札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇の10地域
試験日時
第一次検定(学科試験):2025年9月7日(日)
第二次検定(実地試験):2025年12月7日(日)
受験手数料
第一次検定:12,700円(非課税)
第二次検定:12,700円(非課税)
合格発表
第一次検定 合格発表:2025年10月9日(木)
第二次検定 合格発表:2026年3月4日(水)
出題方法
【第一次検定】(=学科試験)
・出題形式:マークシート式(四肢択一)
・問題数:40問(全問解答)
・試験時間:3時間
<出題内容>
以下のようなジャンルから出題されます。
管工事の施工:配管の種類、施工方法、設備の仕組みなど
法規:建築基準法、労働安全衛生法など
工程管理:工事のスケジュール管理、工期の短縮法など
品質管理:材料や施工精度のチェックポイント
安全管理:現場での危険回避、安全装置の使い方など
原価管理:予算、見積り、コスト削減の考え方
【第二次検定】(=実地試験)
・出題形式:記述式(手書き)
・問題数:およそ6問程度(内容は年度によって変動)
・試験時間:2時間30分
<出題内容>
経験記述:自分の実務経験をもとに工事内容を説明
工程管理:工程表の読み取り、手順の説明
安全管理:危険要因と対策の記述
品質管理:品質確保のための取り組み
トラブル対応:過去の失敗やその対処法など
受験申請
受験申請方法は、受験者の状況により異なります。以下の区分をご確認ください。
新規受検申込者(「第一次検定・第二次検定(新受検資格)」「第二次検定のみ(新受検資格)」)
申込方法:インターネット申込
申込用紙の販売:なし
※2025年度より、第一次検定(学科試験)の受験資格が撤廃され、誰でも受験可能となりました。ただし、第二次検定(実地試験)を受験する際には、一定の実務経験が必要です。
新規受検申込者(「第一次検定・第二次検定(旧受検資格)」「第二次検定のみ(旧受検資格)」)
申込方法:書面申込
申込用紙の購入:必要
※旧受検資格での申込には、申込用紙の購入が必要です。
新規受検申込者(「第一次検定のみ」)
申込方法:インターネット申込
※第一次検定のみを受験する場合、インターネット申込が必須です。
再受検申込者
申込方法:原則としてインターネット申込
※再受検申込方法は、原則としてインターネット申込となります。詳細は公式サイトをご確認ください。
受験申請受付期間
<インターネット申込>
期間:2025年5月7日(水)~ 5月21日(水)まで
※24時間受付可能(最終日は23:59まで)
< 書面(郵送)申込> ※一部の申込者のみ対象
期間:2025年5月7日(水)~ 5月21日(水)当日消印有効
※「旧受検資格」で申し込む場合や、やむを得ない理由がある場合のみ使用可。
<申込用紙の販売期間>(書面申込用)
2025年4月9日(水)~5月13日(火)まで
- インターネット販売(全国建設研修センター公式サイト)
- 一部の窓口販売もあり
受験票の発送
< 第一次検定>(学科試験)
発送日:2025年8月22日(金)頃予定
< 第二次検定>(実地試験)
発送日:2025年11月21日(金)頃予定
免除制度
①【第一次検定の免除】
すでに学科試験(第一次検定)に合格済みの人は、翌年度以降の試験で、第一次検定が免除されます。
ポイント:有効期限は合格した翌年度から「2年間」→ たとえば2024年度に学科合格 → 2025・2026年度の実地で学科免除
第二次検定(実地試験)のみの受験となります。
②【2級合格者の優遇】
2級管工事施工管理技士に合格している人は、第二次検定での実務経験年数が短縮されます。
合格情報
合格基準
<第一次検定(=学科試験)の合格基準>
問題数:40問(全問解答)
形式:マークシート(四肢択一)
合格ライン:→ 60%以上の得点(=24問以上の正解)
※分野ごとの足切りはありません(全体で6割以上)
<第二次検定(=実地試験)の合格基準>
形式:記述式(手書き)
評価方法:総合評価(点数の公表なし)
合格ライン:→ 明確な点数基準は非公開ですが、おおむね60%程度の得点が必要とされています。
免状の交付
第二次検定(実地試験)に合格すると、「技術検定合格通知書」が送られてきます(試験結果の証明)。
その後、希望者は 「免状交付申請」を行うことで、正式な「1級管工事施工管理技士免状」が交付されます。
合格率の推移
第一次検定(旧・学科試験)
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和元年度(2019年) | 16,838人 | 8,769人 | 52.1% |
令和2年度(2020年) | 13,531人 | 4,738人 | 35.0% |
令和3年度(2021年) | 15,827人 | 3,792人 | 24.0% |
令和4年度(2022年) | 16,839人 | 7,231人 | 42.9% |
令和5年度(2023年) | 14,990人 | 5,628人 | 37.5% |
令和6年度(2024年) | 23,240人 | 12,147人 | 52.3% |
第二次検定(旧・実地試験)
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和元年度(2019年) | 10,431人 | 5,492人 | 52.7% |
令和2年度(2020年) | 8,211人 | 5,018人 | 61.0% |
令和3年度(2021年) | 4,540人 | 3,330人 | 73.3% |
令和4年度(2022年) | 6,618人 | 3,769人 | 57.0% |
令和5年度(2023年) | 7,194人 | 4,471人 | 62.1% |
令和6年度(2024年) | 8,736人 | 6,661人 | 76.2% |