大学入学共通テストは、2021年度から始まった全国規模の学力試験で、旧「センター試験」をアップデートしたものです。
知識だけでなく、思考力や表現力も測る問題が増えた点が大きな特徴です。
この試験を受けるのは義務ではなく、あくまで、各大学(特に国公立)が入試の選抜に利用するという形です。
2024年度入試では、国公私立あわせて864大学・短大が利用しました。
センター試験よりも
・思考力・判断力・表現力を重視
・知識の丸暗記では解けない問題構成
・資料や会話文、図表などを使った出題形式
にシフトしています。
センター試験が「知識量を問う」試験だったとすれば、大学入学共通テストは「知識を使って考える試験」になったといえます。