2級建築施工管理技士 過去問
解説あり

試験最新情報

令和7年(2025年)前期 試験日
2025年6月8日(日)

試験日まで、24

2級建築施工管理技士試験の過去問と解説を令和6年(2024年)後期〜平成29年(2017年)後期まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。2級建築施工管理技士試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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2級 建築施工管理技術検定試験について

2級 建築施工管理技術検定試験とは

2級 建築施工管理技術検定試験は、2級建築施工管理技士になるための国家試験です。

2021 年の制度改正で「学科・実地」から 第一次検定/第二次検定 に呼称変更され、第一次合格は 無期限有効 に。

さらに「施工管理技士補」が新設されて“途中下車”しやすくなりました。

2級 建築施工管理技士の仕事内容

現場でいちばん耳にするのは「工程どう? 安全ヨシ? 品質チェック済み?」の3連コンボ。

2 級技士は主に 中小規模工事 で次のような仕事をします。​

主な場面やること
施工計画資材発注・職人配置を段取りし、雨が降ったらプランB!
工程管理日々の進捗を把握し、遅れそうならスケジュールを再調整
安全管理ヘルメット着用チェックやKY(危険予知)活動の指導
品質管理コンクリート強度試験の結果を確認、仕上がりを検査
発注者対応仕様変更の相談に乗り、追加工事の見積りをまとめる

2級 建築施工管理技士の役割

法律面では 建設業法第26条 に基づき「主任技術者」として現場に配置される資格者です。

配置義務の目安

・元請の下請合計が 4,000 万円未満(建築一式は 6,000 万円未満)の工事 → 主任技術者でOK。

・それを超えると1 級技士などの 監理技術者 が必要。

具体的な職務

・施工計画書を作成・修正

・主要工程の立会いと安全巡回

・下請との調整会議の開催

・若手への技術指導 など

要するに「工事を安全・品質・コスト・納期の4本柱で回す現場リーダー」。

夕方、職人さんが帰った後に図面をにらみながら「明日の資材搬入どうしよう…」とひとり頭を抱えるのも、影の役割です。

2級 建築施工管理技士になるには

1.受検資格を満たす

高校卒+規定年数の実務、専門・大学卒は期間短縮。詳しくは最新の「受検の手引」をチェック。

2.第一次検定

科目:施工管理法、法規、環境・安全など

合格率は年度で変動しますが 40 ~ 50 %が目安。

3.技士補 or 現場経験を積む

第一次に合格すると「2 級建築施工管理技士補」を名乗れます。現場で経験を積みつつ“肩慣らし”。

4.第二次検定(実地)

記述式で経験記述・施工管理法など。合格率は 25 ~ 35 %程度。

5.登録と実務

合格後は登録講習や更新講習を受け、晴れて主任技術者として活躍できます。

試験勉強は「午前は法規、午後は計算問題」のように分けると集中しやすいです。

休憩時間に YouTube の現場動画を眺めて「この工程、試験に出そう…」と妄想すると意外と頭に残りますよ。

 

<まとめ>

試験は「一次/二次」に改組され、一次合格は無期限。

仕事内容は工程・安全・品質管理+施主対応のオールラウンダー。

法的には請負額4,000万円(建築一式6,000万円)未満の主任技術者を担い、現場の技術的リーダーを務める。

第一次→技士補→第二次の2段階クリアで資格取得。勉強と現場経験の両輪がカギ。

カフェで図面と参考書を広げている人を見かけたら、「もしかして2 級建築施工管理技士の勉強中ですか?」と声をかけてみると、現場ならではの面白話が聞けるかもしれませんね。

勉強方法

必要な勉強時間

100〜300 時間 が一般的なレンジです。毎日 1〜2 時間なら 2〜6 か月、休日にまとめてならもう少し短縮も可能です。

バックグラウンド第一次検定めやす二次対策まで含めると
建築未経験200〜300 h/3〜6 か月+実務経験 1.5〜4.5 年で現場知識を養成
現場初心者(職人⇨管理)150〜200 h/2〜3 か月現場で学ぶ分、法規・計算に時間を割く
建築系学科卒50〜100 h/1〜2 か月法改正チェックと記述練習が中心

 

“法律で決まっている”合格ライン

国土交通省が毎年示す基準は 第一次・第二次とも得点 60%以上。満点を狙うより、苦手科目の“落とし穴”を塞ぐ方が合格への近道です。​

 

こんな学習カレンダーはいかが?

・Week 1–2:試験範囲をザッと確認し、使用テキストを決定。通勤中は法規の条文を音読。

・Week 3–6:毎晩 1 時間で過去問1年分→解説確認を3サイクル。休日は模試形式でタイムアタック。

・Week 7–8:苦手論点(数量計算、工程表など)だけを集中ドリル。

・Week 9–10:新作過去問+法改正チェックで仕上げ。本番2週間前からは睡眠優先。

「今日は飲み会だけど帰ったら10問だけやろう」という軽いノルマが継続のコツです。

効率的な学習方法

“60%主義”で取るべき点を落とさない —— これが最短合格の鉄則です。

1. シラバスを“地図”にする

公式の「受検の手引」と技術検定の合格基準で、出題比率と 60 %ルールを把握。苦手科目に時間をかけすぎない作戦を立てます。

 

2. 過去問3回転+“弱点ノート”

1周目:解ける/解けないを色分け。

2周目:解説を写経しながらインプット。

3周目:間違えた問題だけを 48 時間以内に解き直し。
間違いメモをスマホに入れて、昼休みに5分だけ見る「隙間学習」が意外と効きます。

 

3. 法規は“条文カード”化

建設業法、建築基準法、労基法の主要条文を短文カードにして、通勤電車でフリック暗記。1枚 10 秒×30 枚=5分で1ラウンド。

 

4. 記述(第二次)は“現場日記”を下書きに

日々の現場で「工程の遅延要因」「安全対策」を 200 字でメモ。試験当日はこのネタを肉付けするだけなので “作文で真っ白” を防げます。

 

5. 公式テキスト+動画講義でハイブリッド

書籍:「施工管理技術テキスト(建築)」は試験機関監修で条文改正に強い。

動画:近年は YouTube で一次の計算問題を図解するチャンネルが充実。夜 30 分の“ながら視聴”で理解度アップ。

 

6. 模試は“2週間前・同時刻・同じ鉛筆”

脳は環境ごとに記憶を引き出すと言われます。試験開始 13 時なら、模試も 13 時にスタートし、同じシャープペンで解くと本番の緊張が和らぎます。

 

<まとめ>

勉強時間:平均 100〜300 時間。毎日コツコツ派も、休日まとめ派も「継続」が鍵。

効率化:シラバス把握→過去問3回転→条文カード→現場日記の4ステップで“60%主義”。

雑談ヒント:休憩中に上司へ「施工管理法ってどこで役立ちます?」と聞くと、実践トークで記憶に残ります。

夕暮れの現場で「今日も法規カード3枚だけ…」とつぶやくあなたを、未来の合格証が待っています。応援しています!

2級 建築施工管理技士の関連資格

1級建築施工管理技士

「もっと大きな現場で指揮を執りたい!」という人の定番ルート。

請負額が※建築一式 6,000 万円/その他 4,000 万円※を超える工事では “監理技術者” を置く義務があり、その切符になるのが1級です(建設業法第26条)。

試験 … 一次・二次の2段階。2025(令和7)年度は一次 7 月 20 日、二次 10 月 19 日。受検料は各 12,300 円。一次合格は無期限有効。

受検資格 … 2級合格+実務5年など。経過措置で2級経由だと経験年数が短縮されます。

夕方に所長が「来年は1級チャレンジするかな」とつぶやくと、所員がなぜか早く帰れなくなる──現場あるあるです。

一級・二級建築士

設計・確認申請のプロ。施工管理技士とのダブルライセンスを持つと、設計図から施工図への“翻訳”がスムーズになります。

試験構成 … 学科+製図。2025年度から願書はオンラインのみ。

活躍場面 … 設計事務所はもちろん、ゼネコンでの設計施工一括案件、CM(コンストラクション・マネジメント)業務など。

ちょっとした雑談ですが――設計事務所に転職した友人は「現場目線があるから打合せが早い」と重宝されています。逆に「計算尺より安全帯の装着が先に頭に浮かぶ」と笑われることも。

建築設備士

空調・給排水・電気など“ビルの臓器”を設計監理する国家資格。建築士試験の製図科目で一部免除が効く“相互乗り入れ”も魅力です。

試験日程 … 申込 2 月下旬〜3 月中旬、一次 6 月、二次(製図) 9 月。詳細はセンターの案内書を要確認。

受検資格 … 「学歴+実務」または「建築士」など複数ルート。2025年度から原本郵送が不要になり、PDFアップロードでOK。

現場雑談では「夏の冷媒漏れトラブルを一発で診断できる設備士は、もはや医者」と言われたりします。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)

「ビル管法※」に基づき延床 3,000 ㎡超のオフィスや商業施設で選任が義務づけられる“衛生の番人”。

試験 … 毎年 10 月上旬、受験料 13,900 円。合格率は概ね 10〜20 %とやや手強い。

受検資格 … 空調・給排水などに2年以上従事した実務経験者。

「施工管理→運営管理」へキャリアチェンジする人も多く、現場を離れたあと“ビル管”で定年延長する先輩もいます。

2級電気工事施工管理技士

内装主体の小規模改修を請けるなら電気も押さえておくと便利。

試験 … 一次・二次とも受検料 7,900 円。第一次は 6 月(前期)と 11 月(後期)の年2回。

法律位置づけ … 電気工事で 4,000 万円未満の請負なら主任技術者として配置可能(建設業法施行令別表一)。

現場の雑談ネタとしては「電気の人が来ないと照明つかなくて図面も読めない」という、鶏と卵みたいな日もあります。

関連資格どう選ぶ?

あなたの目標相性が良い資格
大型プロジェクトで総指揮1 級建築施工管理技士
設計〜施工をワンストップ建築士+建築設備士
運営・維持管理へ転身ビル管理士
内装・改修の幅を広げる2 級電気工事施工管理技士

 

<まとめ>

1 級建築施工管理技士で“監理技術者”になれば億単位現場の指揮が可能。

建築士/建築設備士は“つくる”だけでなく“描く”スキルを強化。

ビル管理士で長期運営フェーズへ、電気施工管理で多能工に。

缶コーヒー片手に「次はどのバッジを付けようかな」と考える時間も、キャリアづくりの立派な一歩。

現場で見かけた資格プレートをネタに雑談すれば、意外なヒントが転がっていますよ。

試験の概要

試験会場

前期(一次のみ) 10 地区:札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄

後期(一次+二次) 13 地区:前期10 地区+青森・金沢・鹿児島(高校団体用に+8 会場)

試験日時

前期第一次 6 月 8 日(日)

後期第一次+第二次 11 月 9 日(日)

両日とも全国一斉実施、集合時刻は受験票で通知​

出題基準

第一次=マークシート択一(施工管理法・法規・環境安全など)60 %以上合格。
第二次=2024 年改訂で “経験記述” → 事例型の考察問題+択一・多選択 に変更。

受験手数料

第一次 6,150 円/第二次 6,150 円(同時申請は 12,300 円)・非課税。支払いはクレカかコンビニ。

合格発表日

前期第一次 7 月 9 日(水)|後期第一次 12 月 22 日(月)|第二次 2026 年 2 月 6 日(金) ※Web 発表と官報掲載。

出題方式

第一次:四肢択一(マーク)90 問/180 分。
第二次:択一+多選択+事例記述(計 180 分)。

受験申込方法

前期第一次:インターネット申請のみ。
後期:新規は書面申請、再受検者は Web も可。顔写真データと住基コード入力が必須。

申請受付期間

前期 2 月 7 日(金)〜2 月 28 日(金)

後期 6 月 25 日(水)〜7 月 23 日(水) (書面は最終日消印有効)。

受験票の交付

前期 5 月 19 日(月) 発送

後期 10 月 24 日(金) 発送。届かない場合は指定期間内に問い合わせ。

免除制度

第一次合格は無期限 ― 何年後でも第二次に直行可。
一級建築士保有者 は第一次免除で第二次のみ受検可。
③ 旧制度(~2020)で「学科のみ合格」していた人は経過措置で免除期間内なら一次不要。

試験情報まとめ

会場は毎年 “東京ビッグサイトの真裏” みたいなクセ強めの場所もあるので、会場までの導線を Google Maps で事前に Street View しておくと安心です。

第二次の新しい事例問題は「現場でありがちなトラブルをどうさばく?」がテーマ。昼休みに先輩に聞くリアル体験談が、実は最高の対策ネタ。

インターネット申請は顔写真>JPEG 4 MB 以下&住基コード 11 桁入力でつまずく人多数。コンビニ証明写真機からスマホ転送が楽ですよ。

合格発表の日には、早朝から更新ボタンを連打してサイトを固める “同期あるある” が待っていますが、焦らず結果を確認して次のステップに進みましょう。応援しています!

合格情報

合格基準

第一次検定:40 問中 24 問以上(得点60 %以上)で合格。

第二次検定:得点60 %以上(建築・躯体・仕上げの3区分いずれも足切りなし)。
※令和2年度は平均点が低く、臨時に「56 %以上」を基準に調整された経緯があります。

免状の交付

1.合格通知が届く(第二次のみ合格で「2級建築施工管理技士」、第一次のみ合格で「2級建築施工管理技士補」)。

2.都道府県に設置された 建設業振興基金支部窓口 へ交付申請(郵送可)。

3.交付手数料 2,200 円(収入印紙+振込等)。

4.約1か月で 顔写真入りの免状 が交付。主任技術者要件の証明書として現場に掲示できます。

免状更新は不要ですが、氏名変更・紛失時は再交付手数料(2,200 円)が必要。

合格率

年度受検者数合格者数合格率
令和 6 (2024)19,2837,85140.7 %
令和 5 (2023)21,8596,99932.0 % 
令和 4 (2022)14,9097,92453.1 % 
令和 3 (2021)7,2233,89353.9 % 
令和 2 (2020)5,3393,05857.3 %
令和 元 (2019)10,1853,17731.2 %
平成30 (2018)10,1853,17731.2 %
平成29 (2017)6,2953,56656.6 %
平成28 (2016)23,9137,82232.7 % 
平成27 (2015)23,9137,82232.7 % 
平成26 (2014)20,3886,83233.5 %

合格率グラフを眺めると、令和 4 年度の高合格率(50 %超)はコロナ禍で受検者が減り、経験豊富な受検者層に振れたのが主因と分析されています。

令和 7 年度以降、インターネット申請が標準化される予定。顔写真データのアップロード(JPEG 4 MB 以下)が“鬼門”という声も。

この表が “次の合格者数” にあなたの名前が載る励みになれば幸いです。健闘を祈ります!