FP(ファイナンシャル・プランナー)は、お金に関する総合的なアドバイザーです。家計管理や資産運用、税金、保険、年金、相続など、お金の悩みを解決し、将来の計画をサポートする役割を担っています。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級) 過去問
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FPについて
FPとは
FPの仕事内容
FP(ファイナンシャル・プランナー)の主な仕事内容は、お金に関するアドバイスを通じて、個人や企業のライフプランをサポートすることです。具体的には、以下のような業務があります。
・ライフプランニング
将来の夢や目標に合わせて、お金の計画を立てる(住宅購入、教育資金、老後資金など)。
・ 資産運用のアドバイス
株式・投資信託・債券などの運用方法を提案し、資産を増やすサポートをする。
・ 保険の見直し・提案
生命保険や医療保険の最適なプランをアドバイスし、リスクに備える。
・税金対策・節税アドバイス
所得税・相続税・贈与税の知識を活用し、無駄な税負担を減らす。
・不動産関連のアドバイス
住宅ローンの選び方や、資産価値を考慮した不動産購入・運用の相談に乗る。
・ 相続・事業承継のサポート
円満な資産承継のための対策を提案し、相続トラブルを防ぐ。
FPの役割
FPは、単なる知識提供者ではなく、お金に関する不安や疑問を解決し、安心して人生設計を進める手助けをする重要な存在です。銀行・保険・証券・不動産などの業界で働くこともあれば、独立して個人向けにアドバイスを提供することもあります。
FPになるためには
FP(ファイナンシャル・プランナー)になるには、FP資格を取得するのが一般的なルートです。以下のステップで目指せます。
① FP資格を選ぶ
FP資格には大きく分けて2種類あります。
・国家資格の「FP技能士(3級・2級・1級)」(日本FP協会・きんざい主催)
・民間資格の「AFP・CFP」(日本FP協会主催)
まずは FP3級(誰でも受験可能)からスタートし、仕事で活かしたいなら FP2級以上を目指すのが良いでしょう。
② 試験を受ける
FP3級は独学でもOKですが、FP2級以上は 実務経験またはAFP認定研修の受講が必要です。
試験は 「学科」と「実技」 の2つがあり、どちらも合格すると資格がもらえます。
勉強方法
必要な勉強時間
FP2級の取得に必要な勉強時間は、約150~300時間が目安です。
・初学者(FP3級未取得)の場合 → 250~300時間(約3~6ヶ月)
・FP3級合格済みの場合 → 150~200時間(約2~4ヶ月)
効率的な学習方法
① 試験範囲を把握(最初の1~2週間)
まずは FP6分野(ライフプラン、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続) の全体像を把握する。
② 過去問を解きながら理解を深める(1~2ヶ月)。
FP試験は過去問と似た問題が多いので、
・最初は答えを見ながら解く → 解説を読んで理解する。
・分野ごとにまとめて解き、知識を定着させる。
③ 苦手分野を重点的に復習(試験1ヶ月前~)
・間違えた問題をノートにメモし、弱点克服に集中する。
※学科・実技どちらも「過去問3回分」を解くのが目安
④ 直前は総仕上げ(試験前2週間)
・ 過去問を時間を計って解く(本番を想定)。
・ 間違えた問題の解説をしっかり確認する。
・ 公式テキストを見直し、用語や計算を整理する。
FP2級合格のカギは「過去問」と「苦手克服」です。
過去問を解く → 解説を読む → 間違えた問題を復習 を繰り返すのが合格への近道です。
試験の概要
受験資格
FP2級の受験には、以下のいずれか1つを満たしている必要があります。
① FP3級に合格している
→ FP3級を取得済みなら、そのまま2級の受験可能。
②実務経験が2年以上ある(金融・保険・不動産などFP関連業務)
→ FP業務に2年以上携わっている人は、3級なしで2級を受験可能。
③AFP認定研修を修了している(日本FP協会の講座など)
→ FP3級を持っていなくても、指定の研修を受ければ2級を受験できる。
試験日時
FP2級技能検定は2025年4月1日よりCBT試験方式に移行します。
休止期間を除き、テストセンターの空いている日時から選択可能です。受検可能な日時は テストセンターにより異なりますので、予約時にご確認下さい。休止期間、詳細については日本 FP 協会ホームペ ージをご確認下さい。 https://www.jafp.or.jp/exam/schedule/
試験会場、都道府県
全国約360のテストセンターから、受検者が希望する場所を選択できます。
試験科目
FP2級の試験科目は、学科試験と実技試験の2つがあります。
・ 学科試験(マークシート・60問)
➡ FP6分野から出題されます。
①ライフプランニングと資金計画(社会保険・年金・教育資金など)
② リスク管理(生命保険・損害保険・医療保険など)
③ 金融資産運用(株式・投資信託・債券・NISAなど)
④ タックスプランニング(所得税・控除・確定申告など)
⑤ 不動産(不動産の売買・税金・ローンなど)
⑥ 相続・事業承継(遺言・相続税・贈与税など)
・実技試験(記述式・事例問題)
➡ 受験する団体(きんざい / 日本FP協会)によって試験内容が異なるので注意が必要です。
①日本FP協会 → 「資産設計提案業務」(総合的なライフプラン提案)
② きんざい → 「個人資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」など(金融・保険業界向け)
受験手数料
・学科試験:5,700円 ・実技試験:6,000円
・学科+実技の両方受験:11,700円
合格発表
FP2級の合格発表は、受検日の翌月中旬に行われます。具体的な日程は、日本FP協会の公式サイトで確認できます。
合格発表日の10:00以降に、以下の方法で結果を確認できます。
①オンライン照会:
日本FP協会の公式サイトで、受検番号を入力して結果を確認します。
②郵送通知:
2025年2月28日までに受検の場合、合格発表日に合格証書が普通郵便で発送されます。一部合格者には一部合格証が送付され、不合格者や欠席者には送付物はありません。
2025年4月1日以降に受検の場合、合格者にのみ合格証書が普通郵便で発送されます。一部合格者や不合格者、欠席者には郵送物はありませんが、一部合格者は合格発表日の10:00より、受検者ページで一部合格証をダウンロードできます。
免除制度
FP2級の科目免除制度について、以下のようなルールがあります.
①「学科試験」の免除
➡ 1級の学科試験に合格済みの場合、2級の学科試験は免除される。
②「実技試験」の免除
➡ 2級の実技試験に合格し、一部科目合格の有効期限内であれば、次回受験時に同じ試験種目の実技試験は免除される。(ただし、日本FP協会ときんざいの試験区分が異なるため要確認)
③「AFP資格」取得者の免除
➡ AFP資格を持っていると、FP2級の実技試験の一部が免除されることがある。(詳細は日本FP協会のルールに準拠)
<免除を受ける場合の注意点>
免除制度を適用するには、所定の手続きが必要なので、事前に確認して下さい。
免除制度の適用条件は変更されることがあるため、受験前に公式サイト(日本FP協会・きんざい)を確認して下さい。
合格情報
合格基準
・学科試験(マークシート式・60問)
➡ 60点満点中 36点以上(60%)で合格
・実技試験(記述式・事例問題)
➡ 50点満点中 30点以上(60%)で合格
学科と実技、両方の合格が必要(どちらか一方だけ合格した場合、次回その科目のみ再受験すればOK)です。また、合格基準は毎回同じです。
合格率の推移
FP2級の合格率は、試験を実施する団体や時期によって変動しています。
直近の合格率(日本FP協会実施):
2024年9月試験:
学科試験:47.1%
実技試験:56.5%
2024年5月試験:
学科試験:59.3%
実技試験:54.9%
2024年1月試験:
学科試験:39.0%
実技試験:61.1%
直近の合格率(きんざい実施):
2024年5月試験:
学科試験:29.7%
実技試験:38.8%
2024年1月試験:
学科試験:13.3%
実技試験:37.1%