理容師 過去問
解説あり

試験最新情報

第51回 筆記試験日
2025年3月2日(日)

試験日まで、12

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理容師について

理容師とは

理容師とは、髪を切ったり剃ったりして、人々の身だしなみを整えるプロフェッショナルです。

多くの人が「床屋さん」として親しんでいますが、単に髪を切るだけではなく、お客様の生活に寄り添う職業です。

理容師の仕事内容

理容師の仕事は 「容姿を整えること」 を目的としています。これは 理容師法 という法律にも明記されており、理容の定義は次のようになっています。

「理容」とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えることをいう。(理容師法第1条の2)

理容師の活躍の場

理容師は、理容室だけでなくさまざまな場面で活躍しています。

活躍の場具体的な役割
理容室一般的なカット・シェービング
ブライダル結婚式前のシェービング(花婿・花嫁向け)
医療・福祉施設高齢者・障害者の訪問理容
スポーツ・芸能業界俳優・アスリートのヘアメンテナンス

特に訪問理容は、高齢化社会において需要が増えている分野で、病院や介護施設での理容サービスが求められています。

理容師になるためには

理容師になるためには、厚生労働大臣の指定する理容師養成施設(専門学校)で2年以上学ぶ 必要があります。

学校を卒業すると、理容師国家試験を受けることができます。

試験は学科試験と実技試験の2つに分かれています。

国家試験に合格すると、厚生労働大臣から「理容師免許」が交付され、晴れて理容師として働けるようになります。

勉強方法

必要な勉強時間

理容師試験に合格するための目安となる勉強時間は、学科試験と実技試験を合わせて「500〜800時間」と言われています。(学科試験:300〜500時間・実技試験:200〜300時間)

特に学科試験の中では衛生管理や保健は問題数が多いので、重点的に勉強すると合格率がアップします!

効率的な学習方法

理容師試験は、社会人になってから目指す人も多い資格です。

例えば、週20時間の勉強時間を確保できる場合であれば、 4〜6ヶ月で合格レベルに到達可能といえます。

以下は勉強例です。

期間一週間の学習時間内容
1〜2ヶ月目週10〜15時間学科試験の基礎(法規・衛生管理)
3〜4ヶ月目週15〜20時間過去問演習+実技練習スタート
5〜6ヶ月目週20〜25時間実技試験対策+模擬試験

「理容師試験の受験資格を得るためには専門学校が必要」ですが、学科試験の勉強自体は独学でも十分対応可能です。

 

理容師国家試験の関連資格

管理理容師(国家資格)

理容室の責任者や開業を目指す人に必須の資格です。
理容師免許を取得した後、3年以上の実務経験を積み、厚生労働大臣指定の講習を修了すると「管理理容師」の資格を取得できます。

ヘアケアマイスター(民間資格)

「ヘアケアマイスター」は、毛髪や頭皮に関する専門知識を深めることができる資格です。

理容師として、髪の専門家としてのスキルを高めたい人におすすめの資格です。

衛生管理者(国家資格)

理容師の仕事は、お客様に清潔で安全なサービスを提供することが大前提です。
「衛生管理者」は、職場の衛生環境を適切に管理するための国家資格で、特に理容室のオーナーや管理者向けの資格です。

福祉理容師(民間資格)

「福祉理容師」は、高齢者や障害者の方に向けた理容サービスに特化した資格です。
理容師免許を持っている人が、福祉施設や病院などで訪問理容を行うための知識を学びます。

試験の概要

試験会場

理容師国家試験の試験会場は全国主要都市に渡り、試験の種類(実技試験・筆記試験)や実施回によって異なります。

最新の情報は、公益財団法人理容師美容師試験研修センターの公式ウェブサイトで確認してください。

https://www.rbc.or.jp/

試験日時

次回の第51回理容師国家試験は

実技試験が2025年8月1日(木)から

筆記試験が2025年9月1日(日)からの予定となっています。

試験会場や詳細な情報は、公益財団法人 理容師美容師試験研修センターの公式ウェブサイトで確認してください。

https://www.rbc.or.jp/

試験科目

学科(筆記)試験

科目名出題内容
関係法規・制度理容師法・衛生法規・業務上のルール
衛生管理感染症対策・器具の消毒方法・衛生法
保健皮膚科学・毛髪科学・人体の構造
理容技術理論カット・シェービングの理論
運営管理理容室の経営・接客マナー

実技試験

課題名試験内容
課題1:カッティング指定された髪型を正確にカットする
課題2:シェービングカミソリを使った顔そり

 

 

受験手数料

実技試験および筆記試験の両方を受験する場合:25,000円

実技試験のみを受験する場合:12,500円

筆記試験のみを受験する場合:12,500円

合格発表

次回の第51回理容師国家試験の合格発表は、2025年3月31日(月)午前9時に予定されています。

最新の情報や詳細については、公益財団法人 理容師美容師試験研修センターの公式サイトをご確認ください。

https://www.rbc.or.jp/

 

公益財団法人 理容師美容師試験研修センターの公式ウェブサイトに合格者の受験番号が掲載され、受験者全員に試験結果通知書が発送されます。

受験資格

理容師国家試験を受験するには、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。

・厚生労働大臣が指定する「理容師養成施設(専門学校)」を修了していること(全日制なら2年以上、通信課程なら3年以上の学習が必要)

・外国の理容に関する学校を卒業し、同等以上の学力・技術があると認められた者

・理容師試験を受けたが、一部科目に不合格となり、科目免除を受ける者(科目合格制度)

出題方法

理容師国家試験はマークシート方式(四肢択一式)の全50問(100点満点)の試験です。

試験時間は2時間です。

受験申請

受験願書の入手は、公益財団法人 理容師美容師試験研修センター本部、各ブロック事務所、各理容師養成施設にて直接か、郵送での入手も可能です。

受験願書と一緒に配布された封筒に、必要書類を同封します。手数料の払込、書類の詳細については受験案内をご確認ください。

封筒は郵便局の窓口から簡易書留で郵送する必要があります。

受験票の発送

理容師国家試験の受験票は、試験の約1ヶ月前に受験者宛てに発送されます。受験票には、試験地や試験会場などの詳細が記載されていますので、到着後は必ず内容を確認してください。

試験当日は必ず受験票を持参し、試験会場で提示できるように準備をしましょう。

免除制度

前の試験で学科試験に合格したが実技試験に不合格だった、または実技試験に合格したが筆記試験に不合格だった、という一部合格者は、次回の試験では不合格だった方の試験のみ受験すれば良いという一部科目合格者の免除制度があります。一部合格者は、合格科目が「2年間」免除されます。
 また、美容師免許を持っている人は、学科試験の一部が免除となります。

免除制度を利用する場合は、証明書類を願書と一緒に提出する必要があります。

合格情報

合格基準

100点満点中60点以上で合格となります。

ただし、1科目でも0点があると不合格(全科目で最低限の点数が必要)となるので注意が必要です。

免状の交付

理容師国家試験に合格した後、正式に理容師として業務を行うためには、免許の申請手続きが必要です。

まずは試験合格後、合格通知が送付されます。この通知には、免許申請に必要な書類や手続きの案内が同封されていますので、それに従って以下の書類を準備します。

 

免許申請書:合格通知に同封されています。

戸籍抄本または本籍地記載の住民票(6ヶ月以内に発行されたもの):氏名や本籍地を確認するために必要です。

医師の診断書(3ヶ月以内に発行されたもの):精神機能の障害の有無を確認するためのものです。様式は合格通知に同封されています。

登録免許税:9,000円分の収入印紙を用意し、申請書に貼付します。

登録事務手数料:5,200円を郵便局で払い込み、その受領証またはご利用明細票を申請書に添付します。

 

必要書類を揃えたら、公益財団法人 理容師美容師試験研修センターに郵送で提出します。

申請書類が受理されてから、概ね2~4週間で免許証が交付されます。

合格率の推移

実施試験受験者数合格者数合格率
第50回理容師国家試験837人593人70.8%
第49回理容師国家試験1,303人1,067人81.9%
第48回理容師国家試験883人653人74.0%
第47回理容師国家試験1,305人1,048人80.3%
第46回理容師国家試験770人549人71.3%
第45回理容師国家試験1,289人1,096人85.0%