国内旅行業務取扱管理者 過去問
解説あり

試験最新情報

令和7年度(2025年) CBT試験日(予想)
2025年9月4日(木) ~ 9月26日(金)

試験日まで、157

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国内旅行業務取扱管理者について

国内旅行業務取扱管理者とは

旅行業法に基づき、旅行業者に必ず1人以上設置が義務付けられている「旅行業務取扱管理者」のうち、「国内旅行」のみを扱う国家資格です。

国内旅行業務取扱管理者の仕事内容

旅行会社の中で、国内旅行に関する業務を管理・監督する責任者です。

具体的には次のような仕事をします。

①旅行プランの作成・管理
 → 国内ツアーの内容を考えたり、料金を決めたりします。

②契約や書類のチェック
 → お客様との契約内容が法律に合っているかを確認します。

③トラブル対応
 → 旅行中のトラブル(交通機関の遅れ、宿泊ミスなど)に対して、適切な対応をします。

従業員への指導
 → スタッフがルールを守って仕事できているか見守ります。

行政への届出・報告
 → 法律に基づき、国や都道府県に必要な報告をします。

国内旅行業務取扱管理者の役割

・旅行者にとって、安心して旅行できるように正しい情報やサービスを提供します。

・旅行会社にとって、法律に合った運営をするための責任者です。
・行政・国にとっては、旅行業界全体の安全・信頼性を保つためのチェック役となります。
・地域・観光地にとっては、観光客を呼び込むことで、地域の活性化・経済効果に貢献します。

国内旅行業務取扱管理者になるためには

全国旅行業協会(ANTA)が年に1回実施する、国内旅行業務取扱管理者試験に合格する必要があります。合格後、実務経験者を対象とする所定の研修を受講し、旅行業者から「選任届」を提出してもらうことにより、正式に国内旅行業務取扱管理者として登録されます。

勉強方法

必要な勉強時間

初学者(旅行業が初めて)は、120~150時間(法律・運賃計算に時間がかかるため)、旅行業に少し関わったことがある人は、100~120時間(約款・実務の習得にあまり時間がかからない)、他の資格(総合・観光系)を持っている人は、80~100時間(地理や法律の基礎があるため)が目安です。

効率的な学習方法

以下のステップで進めていくといいでしょう。

①参考書などで全体の概要を把握します。

②頻出分野から優先的に学習します。

③過去問を繰り返し解きます。(できれば3〜5年分の過去問を3回以上解くといいでしょう。間違えた問題を「なぜ間違えたか」メモしておくと、さらに効率があがります。)

④スキマ時間を使います。(用語や観光地名は暗記カードやアプリにまとめて、通勤・移動・待ち時間に復習するといいでしょう。)

⑤模試で実践力を養います。(本番は時間との勝負です。模試や過去問を「時間を決めて」解いて、ペースをつかむ練習もしましょう。)

国内旅行業務取扱管理者の関連資格

国内旅行業務取扱管理者のスキルアップにつながる関連資格

・総合旅行業務取扱管理者(国内+海外すべての旅行を扱える)
・旅程管理主任者(添乗員になるための資格)
・観光英語検定(英語で旅行業務を行いたい人向け)
・地理・世界遺産検定(観光知識の強化、地理対策に役立つ)

 

資格が複数あることでキャリアの幅が広がったり、就職や転職の際、有利になることが多いです。また、様々な分野に多くの知識があり語学力があることにより、扱える業務も増えます。色々な資格にチャレンジしてみましょう。

 

試験の概要

試験会場、都道府県

全国47都道府県にある試験会場で実施されます。受験者は申込時に希望する試験会場を選択できます。

試験日時

毎年9月上旬から下旬にかけて実施されます。具体的な試験日程・申込期間の詳細は、6月第1週〜第2週ごろにANTA公式サイトで公開されます。同時に受験案内・試験要項も公開されます。

試験科目

以下の3科目をCBTで受験します。(120分間)

① 旅行業法及びこれに基づく命令→旅行業法のルール、事業登録、管理者制度など
② 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款→お客との契約ルール(取消料、変更料など)
③ 旅行実務(国内)→運賃・料金計算(JR・航空・バス等)、観光地理、実務処理 など

受験手数料

受験手数料 5,800円(非課税)+システム利用料 660円(税込)

合格発表

試験終了から約1か月〜1か月半後の期間、一般社団法人 全国旅行業協会(ANTA)の公式サイトで、合格者の「受験番号」一覧が公開されます。

受験資格

受験資格は特にありません。年齢・学歴・経験は不問です。

出題方法

試験形式:マークシート方式(四肢択一)

実施方法:CBT方式(Computer Based Testing)※パソコンで受験

問題数:全体で約80問前後(年度により変動)

受験申請

① ANTA公式サイトから申込ページへアクセスします。
一般社団法人 全国旅行業協会(ANTA)の試験ページ  https://www.anta.or.jp/exam/shiken/

② CBT運営サイト(CBT-Solutions)で会員登録をします。
CBT試験は 「CBT-Solutions」という外部サイトで運営されています。

初めての方は、まずここで会員登録(無料)を行います。 https://cbt-s.com/

③ 試験申込フォームに必要事項を入力します。
申込内容:氏名・住所・連絡先、受験科目(全科目 or 一部免除など)、希望の試験会場・日程(先着順)

本人確認書類(運転免許証、保険証など)が必要な場合もあります。

 

受験申請受付期間

令和7年度(2025年)の試験日程や申込受付期間は、6月上旬にANTAの公式サイトで発表されます。

<参考>

令和6年度(2024年)の申込受付期間:

全科目受験の方: 2024年6月5日(水)11:00 ~ 2024年7月4日(木)23:59​

一部科目免除を希望する方:

免除申請期間: 2024年6月5日(水)11:00 ~ 2024年7月4日(木)23:59​

試験申込期間 2024年6月5日(水)11:00 ~ 2024年7月17日(水)23:59

受験票の発送

紙の受験票は発送されません。CBT方式(パソコン試験)なので、Web上で受験票を確認します。

<受験票の確認方法>

申込み時に使った「CBT-Solutions」のマイページにログインする。
 ▶︎ https://cbt-s.com/

試験日の数日前になると、「受験票」がマイページ上に表示されます。

表示された受験票をスマホなどで画面表示するか、印刷して試験当日に持参する。

免除制度

 

<主な免除条件>
過去に国内旅行業務取扱管理者試験で一部科目に合格している→合格済みの科目
総合旅行業務取扱管理者試験に合格済み(または一部合格)→旅行業法など、該当する重複科目
同一年度の総合試験の科目免除申請者→条件に応じた一部科目
学校などで観光・旅行関連課程を修了(一定条件あり)→対応する科目(要証明)
※具体的には、ANTAが認定した専門学校や大学課程での履修実績がある場合など。

 

<免除申請の手続き>

受験申込時に 「科目免除申請あり」で登録します。

必要書類(合格証明書・修了証など)をアップロードまたは郵送します。

ANTAまたはCBT-Solutionsから免除認定の通知が届きます。

 

詳しくはANTA公式サイトをご確認下さい。

合格情報

合格基準

全3科目全てで60%以上正解すれば合格です。1科目でも60%未満だと不合格になります。また、免除制度で一部の科目を除外して受験する場合でも、受験した科目は同様に60%以上が必要です。

免状の交付

合格発表から数日~1週間程度で合格通知書とともに郵送で届きます。名前・合格年月・管理者区分などが記載された「合格証明書」です。

合格率の推移

年度受験者数合格者数合格率
令和元年(2019年)13,946人5,645人40.5%
令和2年(2020年)12,146人4,576人37.7%
令和3年(2021年)10,569人4,498人42.6%
令和4年(2022年)8,945人3,125人34.9%
令和5年(2023年)8,960人3,270人36.5%
令和6年(2024年)10,943人3,660人33.4%