看護師の資格は、保健師助産師看護師法に基づき厚生労働大臣から免許を受ける国家資格です。
看護師 過去問
解説あり
試験最新情報
第114回(2025年) 試験日
2025年2月16日(日)
試験日まで、72日
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看護師について
看護師とは
看護師の仕事内容
看護師は普段の生活の中でも関わる機会が多い、とても身近な職業です。
主に病院等の医療機関で従事している看護師の仕事内容は、さまざまなものがあります。
代表的なものは以下の業務が挙げられますが、仕事内容は勤務する病院や診療科によって大きく異なります。
看護師の仕事内容 |
注射、採血 |
点滴の管理 |
投薬 |
血圧、体温、脈拍、意識レベル、呼吸の測定(バイタルサインチェック) |
巡回(ラウンド) |
カルテの記録 |
患者の移送 |
入院患者の食事、入浴、排泄の補助など身のまわりのお世話全般 |
ナースコールへの対応 |
看護師の役割
基本的には医師による診察・治療の補助を行うことが共通した役割となります。
患者に対する処置と看護、メンタルケアを担い、病気やけがなどの治癒や体調の回復に努めます。
看護師になるためには
看護師になるためには、看護師国家試験の受験資格を満たす学校を卒業する必要があります。
文部科学大臣が指定する4年制の大学または3年以上の教育を受けて、看護師国家試験に合格すことで看護師の資格を得ることができます。
勉強方法
資格取得の難易度
看護師試験は、国家資格のため難しい印象がありますが、病院などで看護師として従事するために必要となる基本的な知識を問う試験です。
合格率は80〜90%台であり、高難易度の資格とは言えません。
しかし、看護師として従事するためには必須の資格となりますので、例年の出題傾向や基礎をしっかり把握しておく必要があります。
効率的な学習方法
看護師の資格を取得することを目標としている方は、看護師試験を受験するにあたり、まずは学校で学んだ技術や知識を再確認することをお薦めします。
試験問題は過去の傾向を把握して対策し、出題形式に慣れることが重要となりますので、試験勉強に際してはテキストを参考に、看護師試験の問題についての知識を深めることが大切です。
そして過去問サイトで過去問を繰り返し解き、合格ラインを安定して越えられるまで学習を続けることで合格が可能になります。
看護師の関連資格
関連資格
看護師は主に病院等の医療機関で従事する仕事です。
病院等の医療機関にはさまざまな科があるので、専門分野ごとに活躍できる関連資格が多く存在します。
関連する資格を取得することで従事できる業務や働き方の幅が広がり、収入アップにもつながります。
専門看護師 |
認定看護師 |
助産師 |
保健師 |
介護士 |
ケアマネジャー |
試験の概要
受験資格
法律に基づき、文部科学大臣の指定した4年制の学校または養成施設において3年以上の教育を受けて、必要な学科を修めた方に受験資格があります。
受験資格の詳細については、厚生労働省のウェブサイトに記載されていますので確認しましょう。
試験日時
令和7年2月16日(日)
試験は年1回、例年2月中旬頃の日曜日に実施されています。
試験実施都道府県、試験会場
北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
試験科目
人体の構造と機能 |
疾病の成り立ちと回復の促進 |
健康支援と社会保障制度 |
基礎看護学 |
地域・在宅看護論 |
成人看護学 |
老年看護学 |
小児看護学 |
母性看護学 |
精神看護学 |
看護の統合と実践 |
試験時間は午前:2時間40分、午後:2時間40分の、合計5時間20分です。
受験手数料
5,400円に相当する収入印紙を受験願書に貼って納付します。
合格発表
令和7年3月24日(月)
例年3月下旬に発表されています。
出題方法
計240問のマークシート方式の出題で、300点満点となります。
問題種類 | 問題数 | 配点 |
必修問題 | 50問 | 1問1点 |
一般問題 | 130問 | 1問1点 |
状況設定問題 | 60問 | 1問2点 |
合格情報
合格基準
問題種類 | 合格基準 |
必修問題 | 50点中40点以上 |
一般問題 | 年度により変動 |
状況設定問題 | 年度により変動 |
必修問題は50点中40点(80%以上)の得点が必要となります。
絶対基準で評価されるため、一般問題と状況設定問題で点数が良かったとしても、必修問題の正答率が80%に満たない場合は不合格となります。
一般問題と状況設定問題は合格基準(ボーダーライン)が相対評価により設定されるため、毎年合格基準となる点数が変動します。
受験者数・合格者数・合格率の推移
年度 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
令和6年(第113回) | 63,301 | 55,557 | 87.8% |
令和5年(第112回) | 64,051 | 58,152 | 90.8% |
令和4年(第111回) | 65,025 | 59,344 | 91.3% |
令和3年(第110回) | 66,124 | 59,769 | 90.4% |
令和2年(第109回) | 65,569 | 58,514 | 89.2% |
平成31年(第108回) | 63,603 | 56,767 | 89.3% |
平成30年(第107回) | 64,488 | 58,682 | 91.0% |
平成29年(第106回) | 62,534 | 55,367 | 88.5% |
平成28年(第105回) | 62,154 | 55,585 | 89.4% |
平成27年(第104回) | 60,947 | 54,871 | 90.0% |