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理容師の過去問 第36回 感染症 問12

問題

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微生物の増殖に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
   1 .
酸素があると増殖できない細菌がいる。
   2 .
10℃以下の温度でも増殖する細菌がいる。
   3 .
ウイルスの増殖には生きた細胞が不可欠である。
   4 .
ウイルスの増殖は2分裂で行われる。
( 第36回 理容師国家試験 感染症 問12 )
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この過去問の解説 (3件)

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微生物の増殖に関する問題です。

選択肢1. 酸素があると増殖できない細菌がいる。

酸素があると増殖できない細菌がいます。

酸素があるとまったく生育できない偏性嫌気性菌と、酸素の有無にかかわらず生育可能な通性嫌気性菌があります。

選択肢2. 10℃以下の温度でも増殖する細菌がいる。

10℃以下の温度でも増殖する細菌がいます。

好冷細菌ともよばれ、発育の適温が低温にある細菌がいます。

選択肢3. ウイルスの増殖には生きた細胞が不可欠である。

ウイルスの増殖には生きた細胞が不可欠です。

人工培地では増殖できないため、培養には生きた動物や細胞が必要です。

選択肢4. ウイルスの増殖は2分裂で行われる。

ウィルスの増殖ではなく、細菌の分裂が2分裂です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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正解は4です。

細菌の中で結核菌や枯草菌などの「好気性菌」は酸素が大量にないと発育・増殖できません。

1は正しい説明です。

多くの細菌は10℃以下では増殖が著しく遅延しますがリステリア・モノサイトゲネス等の一部の細菌は10℃以下でも増殖することがあります。

2も正しい説明です。

細菌は自己複製能力があり自分自身で増殖が可能ですが、ウイルスは単独では存在できず自分自身で増殖することができないため生きた細胞に寄生しないと増殖できません。

3も正しい説明です。

細菌の増殖は2分裂で行われますがウイルスは寄生した動植物の細胞内で自分のコピーを大量に複製し細胞外へ放出します。

4は誤った説明です。

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正解は4です。

1 . 嫌気性菌は酸素があると増殖できないです。(破傷風菌やガス壊疽菌など)
  
2 . 10℃以下の温度でも増殖する細菌がいます。(水中菌や発光菌など)
多くの病原菌の発育温度は15℃~45℃の間で、至適温度は37℃前後です。

3 . ウイルスの増殖には生きた細胞の中だけ発育、増殖します。

4 . 細菌の増殖は2分裂で行われます。

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