理容師の過去問
第36回
感染症 問13
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第36回 理容師国家試験 感染症 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
人体の部位と存在する常在細菌叢に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 皮膚 ----- レンサ球菌
- 鼻腔 ----- 結核菌
- 顔面 ----- ブドウ球菌
- 大腸 ----- 大腸菌
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
組合せの問題です。
鼻腔には多数のブドウ球菌が存在しています。
特に皮膚や粘膜などには、一定の細菌が定着していて、「常在細菌叢」とよばれています。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
正解は2です。
日常的に人体に生息する細菌などのグループを「常在細菌叢」と呼び、血液や皮下組織などの無菌の場所を除いた人体のあらゆる部分に生息しています。
皮膚にはレンサ球菌、ブドウ球菌、アクネ菌、コリネバクテリア、カンジダ菌、白癬菌など200種類以上で1000種相当の菌種が常在しています。
1は正しい組み合わせです。
空気の出入り口である鼻腔には多数の菌が出入りすることから生体防御の役割を担う黄色ブドウ球菌や緑膿菌など常在菌が多数生息しています。
2が誤った組み合わせです。
顔面も皮膚の一部であることからブドウ球菌やレンサ球菌など多くの常在菌が生息していますが、美肌菌とも呼ばれる表皮ブドウ球菌やニキビの原因にもなるアクネ菌などは顔面ならではの常在菌です。
3は正しい組み合わせです。
人の腸内には約1000種類の細菌が存在していて複雑な細菌叢(フローラ)を形成しています。
乳酸菌やビフィズス菌といった「善玉菌」、大腸菌やブドウ球菌などの「悪玉菌」、レンサ球菌やバクテロイデスなどの「日和見菌」の3種に分けられます。
4も正しい組み合わせです。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
生後、特に皮膚や粘膜などに一定の細菌が定着し、常在細菌叢とよばれています。
1 . 皮膚 ----- レンサ球菌、ブドウ球菌
2 . 鼻腔 ----- ブドウ球菌
3 . 顔面 ----- レンサ球菌、ブドウ球菌
4 . 大腸 ----- 大腸菌
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問12)へ
第36回問題一覧
次の問題(問14)へ