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管理栄養士の過去問 第29回 臨床栄養学 問130

問題

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肥満に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
   1 .
内臓脂肪型肥満は、内臓脂肪面積120c㎡以上をいう。
   2 .
高度肥満は、BMI 30kg/㎡以上をいう。
   3 .
睡眠時無呼吸症候群は、肥満合併症である。
   4 .
変形性関節症には、脂肪細胞の量的異常が関与する。
   5 .
超低エネルギー食 ( VLCD ) は、1,000kcal/日とする。
( 第29回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問130 )
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この過去問の解説 (3件)

12
1.内臓脂肪型肥満は、内臓脂肪面積120㎠以上のことではなく、100㎠以上のことをいいます。

2.高度肥満は、BMI30kg/㎡以上のことではなく、BMI35kg/㎡以上のことをいいます。

3.睡眠時無呼吸症候群は肥満である人によくみられる症状で、肥満合併症です。
よって、正しい答えとなります。

4.脂肪細胞が体内にある量が異常である時に変形性関節症が起こります。
よって、正しい答えとなります。

5.超低エネルギー食(VLCD)は、1000kcal/日ではなく、600kcal/日以下とします。

付箋メモを残すことが出来ます。
5
正解は 3と4 です。

1:内臓脂肪型肥満とは、内臓脂肪面積100㎠以上であることを指します。メタボリックシンドロームの必須項目として「内臓脂肪の蓄積」があり、男性腹囲85cm、女性腹囲90cm以上が条件として定められています。これは内臓脂肪面積100㎠以上に相当します。

2:高度肥満は、BMI 35kg/㎡以上であることを指します。BMI35~40は肥満3度、40以上は肥満4度と判定され、治療の対象となります。

3:正答。肥満合併症には、以下の11種類が挙げられます。

【肥満症の診断に必須の合併症】
睡眠時無呼吸症候群
耐糖能障害
高血圧
冠動脈疾患
高尿酸血症
脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患)
脳梗塞
月経異常や妊娠合併症(妊娠糖尿病、妊娠高血圧など)
整形外科的疾患(変形性関節症など)
肥満関連腎臓病

4:正答。脂肪の量が異常に増えることにより負担がかかり、関節が変形していく疾患です。

5:超低エネルギー食 ( VLCD ) は、600kcal/日以下とされています。エネルギー制限食として、高度肥満患者の治療に用いられます。

3
正解は 3と4 です。

臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。

1.内臓脂肪型肥満とは、内臓脂肪面積100㎠以上をいいます。

2.高度肥満はBMI35以上をいいます。

3.正しい記載です。肥満合併症に挙げられている11のうちの一つです。

4.正しい記載です。なお、最新の診断基準では「量的異常」「質的異常」の分類はなくなりました。

5.超低エネルギー食は1日600キロカロリー以下です。

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