管理栄養士の過去問
第29回
臨床栄養学 問131

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第29回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問131 (訂正依頼・報告はこちら)

糖尿病合併症予防のための栄養管理である。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 炭水化物の摂取エネルギー比率は、70%とする。
  • たんぱく質の摂取エネルギー比率は、7%とする。
  • コレステロールの摂取量は、400mg/日とする。
  • 食塩の摂取量は、10g/日とする。
  • 食物繊維の摂取量は、25g/日とする。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.炭水化物の摂取エネルギー比率は、70%ではなく、50~60%とします。

2.たんぱく質の摂取エネルギー比率は、7%ではなく、15~20%とします。

3.コレステロールの摂取量は、400mg/日ではなく、200mg/日未満とします。

4.食塩の摂取量は、10g/日ではなく、6g/日未満とします。

5.食物繊維の摂取量は、25g/日を摂れるようにします。
よって、正しい答えとなります。

参考になった数10

02

正解は 5 です。

糖尿病合併症予防には、栄養管理、運動管理、薬物療法が実施されます。

1:炭水化物のエネルギー比率は、50~60%としています。

2: たんぱく質のエネルギー比率は、1.0~1.2g/標準体重/日とし、約50~80g/日を目安としています。また、腎機能低下時には0.8~1.0g/kg標準体重としています。

3:コレステロールの摂取量は、200mg以下/日としています。

4:食塩の摂取量は、高血圧合併症では6g/日以下、腎症合併時は病期によって異なります。

5:正答。食物繊維の摂取量は、25g/日とされています。血糖上昇を抑制、血清コレステロールの抑制などに役立ちます。

参考になった数2

03

正解は 5 です。

臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。

1.炭水化物の摂取エネルギー比率は50~60%です。

2.たんぱく質は標準体重あたり1~1.2gを摂取します。

3.コレステロールの摂取量は1日200mg未満が望ましいとされています。

4.食塩は成人男性9.0g未満、女性7.5g未満を勧めます。10gでは健常人の食事摂取基準を上回るため適切とはいえません。

5.正しい記載です。しっかり摂取することが良いとされます。

参考になった数1