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管理栄養士の過去問 第29回 臨床栄養学 問133

問題

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胃食道逆流症に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
   1 .
原因には、腹圧の上昇がある。
   2 .
アルコール摂取により、下部食道括約筋圧が低下する。
   3 .
高脂肪食は、胃排泄速度を遅延させる。
   4 .
1回の食事量を少なくする。
   5 .
食後は、仰臥位安静とする。
( 第29回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問133 )
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この過去問の解説 (3件)

6
正解は 5 です。

問題文は「誤っているもの」を選ぶよう指示しているため、注意してください。

胃食道逆流症は、下部食道括約筋に異常が生じ、胸やけ、のどの痛みなどの症状が現れます。

1:腹圧が上昇すると下部食道括約筋の機能が低下し、胃食道逆流症を引き起こすことがあります。他に、胃食道逆流症の原因となる疾患として、逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニアなどが挙げられます。

2:アルコールの摂取は、下部食道括約筋の機能を低下させる恐れがあるので、摂取を控えます。

3:高脂肪食は、胃の中での滞留時間が長く、胃排泄速度を遅延させるため、胃食道逆流症の恐れがある場合は控えるよう指導します。

4:胃の中での滞留時間を少なくするために、少量頻回食とします。

5:正答。仰臥位(仰向け)は、胃食道逆流症の発生を促進させる恐れがあるため、食後は背中を起こした状態であるファーラー位が望ましいとされています。

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2
胃食道逆流症では、原因の一つに腹圧の上昇があげられます。
そして、下部食道括約筋圧が低下するのを防ぐためアルコールの摂取は禁止です。
胃食道逆流症になった時の食事の摂り方は、頻回少量食といって、少量の食事を1日に5~6回に分けて食べるようにします。
また、胃に食べたものがなるべく溜めないようにしなければならないので脂肪を多く含んだ食事は避ける必要があります。
食後は、すぐに横にならずに座って安静状態でいるようにします。

上記の内容を踏まえて考えると、
1,2,3,4番はすべて正しい答えとなります。
5番は「食後は、仰臥位安静ではなく、半座位(ファーラー位)をとります」

よって5番が誤った答えとなります。

0
正解は 5 です。

臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。

1.正しい記載です。腹圧の上昇により下部食道括約筋の圧力が低下すると胃食道逆流症を発症することがあります。

2.正しい記載です。アルコールは下部食道括約筋圧を低下させます。

3.正しい記載です。脂肪は胃での滞留時間が長いため排泄速度を遅延させます。

4.正しい記載です。少量頻回食が望ましいと考えられます。

5.食後は状態を起こしておくのが望ましいため、誤った記載です。

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