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1級管工事施工管理技士の過去問 令和2年度(2020年) 問題A 問18

問題

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冷房熱負荷計算に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
人体からの発熱量は、室内温度が下がると顕熱分が大きくなり、潜熱分が小さくなる。
   2 .
土間床、地中壁からの通過熱負荷は、一般的に、年中熱損失側であるため無視する。
   3 .
北面のガラス窓からの日射負荷は、一般的に、直達日射が当たらないため無視する。
   4 .
日射及び夜間放射の影響を受ける外壁の負荷計算には、通常の温度差の代わりに、実効温度差を用いる。
( 1級 管工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 学科試験 問題A 問18 )
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この過去問の解説 (2件)

19

正解は 3 です。

夏の3時以降7時くらいまで西日が当たり続ける為、北面といえど

考慮する必要があります。

1 記述の通りです。

2 記述の通りです。

4 記述の通りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
10

冷房熱負荷計算に関する問題です。

選択肢1. 人体からの発熱量は、室内温度が下がると顕熱分が大きくなり、潜熱分が小さくなる。

適当です。

顕熱と潜熱とは何かは必ずおさえておきましょう。

顕熱とは、温度が上昇や下降する際に変化する熱をいいます。

潜熱とは、化学変化(蒸発、融解、凝縮、凝固など)だけで温度の変わらない熱をいいます。

ですので、本文のとおり人体からの発熱量は、室内温度が下がると顕熱分が大きくなり、潜熱分が小さくなります。

選択肢2. 土間床、地中壁からの通過熱負荷は、一般的に、年中熱損失側であるため無視する。

適当です。

本文のとおり、土間床、地中壁からの通過熱負荷は、一般的に、年中熱損失側ですので無視します。

選択肢3. 北面のガラス窓からの日射負荷は、一般的に、直達日射が当たらないため無視する。

適当ではありません。

北面のガラス窓からの日射負荷は夏季の西日(15時から19時)の影響を大いに受けるので考慮が必要になります。

選択肢4. 日射及び夜間放射の影響を受ける外壁の負荷計算には、通常の温度差の代わりに、実効温度差を用いる。

適当です。

この設問は本文そのままおさえておいてください。

日射及び夜間放射の影響を受ける外壁の負荷計算には、通常の温度差の代わりに、実効温度差を用います。

実効温度差とはつまりのところ外壁の熱の伝導のタイムラグも考慮にいれた温度差ということです。

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