1級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問17 (問題A 問17)

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 問17(問題A 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す冷房時の湿り空気線図における空気調和機のコイルの冷却負荷の値として、適当なものはどれか。
ただし、送風量は6,000m3/h、空気の密度は1.2kg/m3とする。
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  • 28kW
  • 40kW
  • 50kW
  • 78kW

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この過去問の解説 (3件)

01

冷房時の湿り空気線図から空気調和機のコイルの「冷却負荷の値」を求める問題です。

選択肢1. 28kW

適当ではありません。

選択肢2. 40kW

適当です。

冷却負荷を求めるためにおさえておかなければいけない公式は、

冷却負荷qc=1.2(空気の密度)×送風量(Q)×(比エンタルピー差 h3-h4)

qc=1.2Q(h3-h4)

そしてエンタルピーは

h1=60 h2=85 h3=66 h4=46 と表から読み取れます。

そして次におさえるのが、1kW=3600kj だということです。

以上から、

qc=1.2 × 6000 × (66-46) × 1/3600 = 40kW

となります。

選択肢3. 50kW

適当ではありません。

選択肢4. 78kW

適当ではありません。

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02

正解は 2 です。

冷却コイル負荷qcは qc=1.2Q(h3-h4)で求められます。

比エンタルピーは、h1=60、h2=85、h3=66、h4=46です。

1KWh=3600KJ Q=6000m3/hです。よって

qc=1.2×6000×20×1/3600=40kW となります。

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03

冷房時の湿り空気線図に関する問題です。

 

冷房時の空調システムの基本プロセス図と空気線図を下図に示します。

冷却コイルの冷却負荷容量は、次の計算で求めます。

 

qc=(V×(h3-h5)×ρ)/3.6

ここで、qc:コイル冷却負荷、V:送風量、h3:コイル入口空気③の比エンタルピー、h5:コイル出口空気⑤の比エンタルピー、ρ:空気密度

 

qc=(6,000×(66-46)×1.2)/3.6=40,000 [W]=40 [kW]

 

選択肢1. 28kW

誤った計算式か計算結果です

選択肢2. 40kW

解説どおりの計算結果です

選択肢3. 50kW

誤った計算式か計算結果です

選択肢4. 78kW

誤った計算式か計算結果です

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