問題
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✕ 1.苦悶様の顔貌
患者の表情は、看護師や家族などの介護者が客観的に見て判断する情報です。
◯ 2.息苦しさの訴え
患者本人が息苦しさを自覚しているので、主観的情報となります。
主観的情報とは、患者自身の主張であるのに対し、客観的な情報とは、バイタルサインやモニターの数値、看護師が判断した表情や皮膚状態などを指します。
✕ 3.飲水量
計量カップなどで測定可能な情報です。客観的な情報です。
✕ 4.脈拍数
検脈やモニターを利用して、数値化できる客観的な情報です。
正解は2です。
この問題は患者からみて自分にしかわからない主観的な情報と看護師や医療者、家族でも気づくことができる客観的な情報を区別すると理解しやすいです。
1 .苦悶様の顔貌は、家族や看護師が見て判断することができるので、客観的な情報(O情報)です。
2 .息苦しさの訴えは、訴えている患者本人が自覚・判断していることなので、主観的な情報(S情報)です。
3 .飲水量は、計量カップで測定可能な可視情報なので、客観的な情報(O情報)です。
4 .脈拍数は、検脈やモニター情報から可視的に数値化できる客観的な情報(O情報)です。
正解は2です。
主観的情報とは患者自身の主張や言動(痛みの訴えや悩みなど)をいいます。
バイタルサインや検査データ、表情や皮膚の状態、排液量や正常など看護師が客観的に把握できる情報を客観的情報といいます。
1.客観的情報です。
苦悶様顔貌は看護師により観察し把握できる事柄です。
2.主観的情報です。
息苦しさの訴えは患者自身の訴えになります。
3.客観的情報です。
飲水量は看護師による客観的情報です。
4.客観的情報です。
脈拍数はバイタルサインによって表される数値です。