運行管理者(貨物)の過去問
令和3年度 CBT
労働基準法関係 問23
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問題
令和3年度 CBT 運行管理者試験(貨物) 労働基準法関係 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
下表は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者(隔日勤務に就く運転者以外のもの。)の1年間における各月の拘束時間の例を示したものであるが、このうち、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に【適合するものを1つ】選びなさい。ただし、「1ヵ月についての拘束時間の延長に関する労使協定」があるものとする。
※ 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)は、令和4年12月23日に改正され、令和6年4月1日に施行されました。
この設問は、令和3年度に出題された設問になります。
<参考>
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この過去問の解説 (3件)
01
年間の拘束時間で適合するものを選ぶ問題です。
この問題は簡単に解けるコツがあります。
それさえ押さえておけば大したことはないかと思われます。
適合していません。
1年間の合計を見てください。
年間の拘束時間の最大値である3516時間をオーバーしています。
この問題が出題されましたら、最初に1年間の合計を見て3516時間を超えているものを除外してください。
適合していません。
12月の拘束時間が延長しての最大値である320時間を超えています。
各選択肢から320時間を超えたものを探してください。
これを行うことで選択肢が2つほどに絞られます。
適合していません。
1年間の合計は適合しています。
規定では293時間を超えてもいいのは6回までとされていますが
この選択肢は7回となっていますので不適合となります。
適合しています。
1年間の拘束時間、及び293時間を超える回数とも基準値に適合しています。
拘束時間を覚えておくことが最低条件となりますが
覚えてさえしまえばあとは間違い探しです。
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02
貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間の問題です。
不適合
年間の拘束時間3516時間に対し、3517時間と1時間超えているので不適合です。
不適合
12月の拘束時間が322時間と320時間を超えているので不適合です。
不適合
年間で293時間を超えることが出来るのは6回です。(320時間まで)
4,7,8,10,11,12,1月と7回になり不適合です。
適合
1ヵ月の拘束時間293時間超えは6回、年間拘束時間も3514時間と適合しています。
数字を抑えておけば何も難しい問題ではありません。
確実にGETできる問題です。
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03
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」についての問題でした。
この選択肢は、誤りです。
年間の合計時間が3517時間となっており、3516時間を超えているので誤りです。
この選択肢は誤りです。
12月が322時間で、320時間を超えているので、誤りです。
この選択肢は誤りです。
1ヵ月の拘束時間の上限を原則293時間とし、1年のうち6回までは、1年間の拘束時間が3,516時間を超えない範囲内で最大320時間までが認められているという条件に当てはまらないので、誤りです。
この選択肢は、293時間を超えている月が1年間で7回もあります。
この選択肢は正しいです。
1ヵ月の拘束時間の上限を原則293時間とし、1年のうち6回までは、1年間の拘束時間が3,516時間を超えない範囲内で最大320時間までが認められているという条件に当てはまります。
2024年4月に法改正が行われているので、最新のものを確認しましょう。
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