問題
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建設発生土の利用に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
1 .
擁壁や橋台などの構造物の裏込めに建設発生土を使用する場合は、地震による沈下の被害が少ない細粒土が用いられる。
2 .
高い道路用盛土に高含水比の粘性土を使用する場合は、盛土の安定性をはかる目的で、盛土内の含水比を低下させるために、ある一定の高さごとに透水性のよい山砂を用い、盛土内に排水層を設ける。
3 .
道路用盛土に自然含水比が高い砂質土系の第3種建設発生土を使用する場合は、水切りや天日乾燥が転圧を可能にする有効な手段である。
4 .
路床に第4種建設発生土を使用する場合は、締固めを行っても強度が不足するおそれがあり、セメントや石灰などによる安定処理が一般的に用いられている。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問3 )