第二種衛生管理者の過去問
令和2年4月公表
労働衛生 問12
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問題
第二種 衛生管理者試験 令和2年4月公表 労働衛生 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
照明、採光などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1 ルクス( lx )は、1 カンデラ( cd )の光源から、1 m 離れた所において、光軸に垂直な面が受ける明るさをいう。
- 全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の 5 分の 1 程度としている。
- 前方から明かりを取るときは、まぶしさをなくすため、眼と光源を結ぶ線と視線とがなす角度が、40° 程度になるように光源の位置を決めている。
- 照明設備は、1 年以内ごとに 1 回、定期に点検し、異常があれば電球の交換などを行っている。
- 部屋の彩色として、目の高さ以下は、まぶしさを防ぎ安定感を出すために濁色とし、目より上方の壁や天井は、明るい色を用いるとよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.◯
正しい記載です。照度の単位はルクスで、1ルクスは光度1カンデラの光源から【1m離れた所】で、その光に垂直な面が受ける明るさに相当します。
2.◯
正しい記載です。全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の【10分の1以上】が望ましいです。本問題では5分の1ですので、適していると言えます。
3.◯
前方から明かりを取るときは、眼と光源を結ぶ線と視線とで作る角度が、【30°以上】になるようにしなくてはなりません。本選択肢では40°なので正しい記載です。
4.×
誤りです。事業者は、室の照明設備について、6か月以内ごとに1回、定期に、点検しなければなりません。
5.◯
正しい記載です。部屋の彩色に当たっては、目の高さから下の壁などは、まぶしさを防ぐため濁色にするとよいとされています。
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02
2:○
3:○
4:×
5:○
誤っている選択肢は4です。
照明設備の定期に行う点検は、6か月以内ごとに1回です。1年以内ごとではありません。
その他は説明文の通りです。
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03
正解:4
1.正しい
1ルクスは1カンデラの光源から、1m離れた所において、光軸に垂直な面が受ける明るさのことを言います。
2.正しい
全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は局部照明の10分の1以上が望ましいとされています。
本文は5分の1としているので、適しています。
3.正しい
前方から明かりを取る際は、まぶしさをなくすため、目と光源を結ぶ線と視線とがなす角度が、30度以上にするのが望ましいとされています。
本文は40度としているので、適しています。
4.誤り
照明設備は6か月以内ごとに1回、定期的に点検をする必要があります。
5.正しい
部屋の彩色はまぶしさをなくすため、目の高さ以下は濁色とし、目より上方の壁や天井は明るい色を用いるとよいとされています。
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