第二種衛生管理者の過去問
令和6年4月公表
労働生理 問8
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第二種 衛生管理者試験 令和6年4月公表 労働生理 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
免疫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 抗原とは、免疫に関係する細胞によって異物として認識される物質のことである。
- 抗原となる物質には、蛋(たん)白質、糖質などがある。
- 抗体とは、体内に入ってきた抗原に対して体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋(たん)白質のことである。
- 好中球は白血球の一種であり、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
- リンパ球には、血液中の抗体を作るTリンパ球と、細胞性免疫の作用を持つBリンパ球がある。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
免疫に関する問題です。
正しいです。
記述のとおりです。
正しいです。
記述のとおりです。
正しいです。
記述のとおりです。
正しいです。
記述のとおりです。
誤りです。
「Bリンパ球」は血液中の抗体を作り、
「Tリンパ球」は細胞性免疫の作用を持ちます。
参考になった数56
この解説の修正を提案する
02
免疫の分野では、出題パターンが限られています。何度も解いて問題に慣れましょう。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
白血球の約60%が好中球で、細菌貪食作用があります。
誤りです。
白血球の約30%がリンパ球で、Bリンパ球やTリンパ球などがあり、免疫に関与しています。
Bリンパ球は血液中の抗体を作り、Tリンパ球は免疫作用を持ちます。
参考になった数21
この解説の修正を提案する
03
免疫に関する問題です。以下のポイントを押さえた上で解きましょう。
体内に侵入してきたた病原体などの異物を、「リンパ球」が「抗原」(身体に悪影響があるもの)と認識し、その「抗原」に対してだけに反応する「抗体」を血漿中に放出します。
なお、この抗体抗原に特異的に結合することにより、抗原の働きを抑制して体を防御するしくみを「体液性免疫」(抗体が体液中を循環し、ウイルスの感染力や毒素を失わせる)といいます。
一方、「リンパ球」が直接、病原体などの異物を攻撃する免疫反応のことを「細胞性免疫」(低分子を分泌し、感染した異常細胞を攻撃し排除)といいます。
上記説明と合致します。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
抗原となる物質には、蛋白質や糖の他、様々な有機物や無機物も含まれます。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
体液性免疫において作られる免疫グロブリンと呼ばれる蛋白質のことを「抗体」といいます。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
好中球は白血球の一種で、強い貪食能力を有しており、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食します。
よって、本選択肢の内容は正しいです。
白血球の一種であるリンパ球には、細菌や異物を認識し攻撃するTリンパ球と抗体を産生するBリンパ球などがあり、免疫反応に関与しています。本選択肢の説明は逆になっています。
よって、本選択肢の内容は誤りです。
参考になった数19
この解説の修正を提案する
前の問題(問7)へ
令和6年4月公表問題一覧
次の問題(問9)へ