あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問49
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問49 (訂正依頼・報告はこちら)
小児運動器疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。
- 発育性股関節形成不全( 先天性股関節脱臼 ) --- 股関節内転制限
- ペルテス病 ----------------------------------- 外旋拘縮
- 大腿骨頭すべり症 ----------------------------- ドレーマン徴候
- 内反足 --------------------------------------- 扁平足
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この過去問の解説 (3件)
01
先天性股関節脱臼の症状は、
股関節外転制限です。ほかにも、お尻しわが左右非対称であったり、歩行の異常などの症状がみられます。
ペルテス病の症状は、
股関節の内外旋の制限や、大腿部や膝の痛みなどがあります。
大腿骨頭すべり症の症状は、
股関節痛や、大腿部、膝の痛みですが、
仰臥位にて、股関節を屈曲していくと、下肢が開排し大腿部を腹部につけることが出来ない、「ドレーマン徴候」という徴候がみられます。
内反足は、先天性の疾患です。
ギプスによる矯正治療を行います。
股関節の外転制限となります。
外旋ではなく、内旋の拘縮です。
大腿骨頭すべり症といえば、ドレーマン徴候です。覚えましょう。
内反足は、両側の足底が向き合った状態です。扁平足ではありません。
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02
その他の組み合わせは以下の通りです。
1.発育性股関節形成不全:開排制限
2.ペルテス病:跛行、股関節可動域制限
3.大腿骨頭すべり症:ドレーマン徴候
股関節を屈曲していくと患肢が外転外旋します。
4.内反足:凸足、尖足、踵部の内反、前足部の内転
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03
2.大腿骨上部の成長板への血液供給不足に起因するペルテス病では、内旋拘縮を起こします。
3.人腿骨頭すべり症ではドレーマン兆候(股関節屈曲させた時、外旋する)を伴います。
4.扁平足は外反足で見られます。
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