あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午後 問23

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午後 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

肝を傷りやすい病因はどれか。
  • 妻を亡くし気力が湧かない。
  • 炎天下で野球観戦をした。
  • 水を多量に飲んだ。
  • 口論で逆上した。

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この過去問の解説 (3件)

01

肝は、魂を蔵し、

疏泄と蔵血を主る臓腑です。

選択肢1. 妻を亡くし気力が湧かない。

「妻を亡くし気力が湧かない」様子は、

悲しんでいる状況であり、

肺を傷りやすいと考えられます。

選択肢2. 炎天下で野球観戦をした。

「炎天下で野球観戦をした」状況は、

暑さにより心を傷りやすいと考えられます。

選択肢3. 水を多量に飲んだ。

「水を多量に飲んだ」場合は、

脾を傷りやすいと考えられます。

選択肢4. 口論で逆上した。

「口論で逆上した」場合は、

怒りの感情から、肝を傷りやすく、

これが正解であると考えられます。

まとめ

感情が強すぎる場合や、長期に抱き続けている場合は、

体に悪影響を及ぼし、

病気の原因となることがあります。

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02

正答 4
怒は肝を傷ります。

五志と五臓の関係は下記の通りです。

怒は肝を傷る

喜は心を傷る

思は脾を傷る

憂は肺を傷る

恐は腎を傷る


また外邪(六淫)と五臓の関係は下記の通りです。

風は肝と関係が深い

寒は腎と関係が深い

暑(熱)は心と関係が深い

湿は脾と関係が深い(脾胃を犯しやすい)

躁は肺と関係が深い

火は心と関係が深い

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03

正解は4です。

1:このときの悲しみの感情は、 肺が傷りやすいです。よって誤りです。

2:このときの炎天下の暑さは、心が傷りやすいです。よって誤りです。

3:このときの口が乾いたりする症状は、脾が傷りやすいです。よって誤りです。

4:このときの怒りの感情は、肝が傷りやすいです。よって正解です。

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