問題
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百会は別名を「三陽五会」と言い、足の太陽経、手の少陽経、足の少陽経の3つの陽経脈に、足の厥陰経と督脈を合わせた5つの経脈が交わる経穴です。
1、任脈・・・×
任脈は三陽五会には当てはまりません。
2、脾経 ・・・×
足の太陰経に該当しますので、当てはまりません。
3、腎経 ・・・×
足の陽明経に該当しますので、当てはまりません。
4、肝経・・・○
足の厥陰経に該当しますので、これが正解です。
百会は、督脈の経穴で、
前髪際を入ること5寸、正中線上に取ります。
交会穴のひとつで、経脈が2つ以上交わる経穴です。
任脈は、会陰から承漿に至る経脈です。
脾経は、隠白から大包に至る経脈で、
三陰交にて他の経脈と交わっています。
腎経は、湧泉から兪府に至る経脈で、
三陰交にて他の経脈と交わっています。
肝経は、大敦から期門に至る経脈で、
百会で他の経脈と交わっていますので、
これが正解であると考えられます。
交会穴には、百会、三陰交のほか、大椎があります。
1.任脈は、下顎の正面から下歯齦に至り、顔面をめぐって目に入ります。
2.脾経は、舌根につらなり舌下に広がっています。
また、上腹部より別れた支脈は横隔膜を貫いて心中で手の少陰心経に繋がります。
3.腎経は、舌根を挟んて終わります。
また、胸部で別れた支脈は心につらなり、胸中で手の厥陰心包経に繋がります。
4.肝経は、目系につらなったあと額にでて百会で督脈と交わるため、正答となります。
目系から別れた支脈は頬の裏から唇の内側をめぐります。
また肝から別れた支脈は横隔膜を貫いて肺を通ったのち中焦に至り、手の太陰肺経につながります。