あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午後 問21

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午後 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

肩甲棘内端を指標に取穴するのはどれか。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は肩甲棘内端を指標に取穴する経穴(ツボ)がどれかを問うものです。
肩甲棘は肩甲骨背面で出っぱった部分です。
肩甲棘を指標にして経穴の位置を特定する技術はあん摩マッサージ指圧師に重要です。

選択肢1. 肩髎

肩髎は肩甲骨の上角部に位置します。

肩関節の痛みや可動域制限の治療に使われますが、肩甲棘内端を指標にしていないので不適切です。

選択肢2. 臑会

臑会は肩甲棘の外端に近い位置にありますが、肩甲棘内端を指標にはしないので不適切です。

選択肢3. 身柱

身柱は肩甲棘内端を指標とします。この経穴は肩甲骨内縁から背中の正中線までの距離を基準にして位置を決定します。
この選択肢が正解となります。

選択肢4. 臂臑

臂臑は上腕中央付近にあるツボなので、肩甲棘内端とは関係がありません。

まとめ

肩甲棘内端を指標に取穴する経穴は「身柱」です。
他の選択肢は肩甲棘内側を直接の指標にしておらず、肩甲骨や肩周辺に位置する経穴ですが、それぞれの取穴の基準が異なります。したがって、正解は「身柱」です。

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