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皮膚疾患について

皮膚疾患とは、ある病原体によって引き起こされる皮膚の疾患のことです。それぞれの疾患は手や足、頭など、様々な部位に症状が現れることもあります。この皮膚疾患の項目は試験にも大変出題されやすい傾向ですので、しっかり覚えましょう。

皮膚疾患

皮膚疾患の病原体と言えば、
「細菌(化膿菌)」、「ウイルス」、「真菌(カビ)」、「小動物」があります。

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細菌(化膿菌)による疾患

細菌(おもにブドウ球菌、溶血レンサ球菌の化膿菌)による皮膚疾患

俗に言うかみそり負けのことです。あごや鼻の下のような硬いひげの生える部分にできやすく、細菌による毛包炎の一種です。

ひとつの毛包にブドウ球菌が感染して起こる皮膚疾患です。皮膚のバリア機能がダメージを受けているため、カミソリ負けやアトピー性皮膚炎の患者は発症しやすいです。

水疱あるいは膿疱をつくる化膿性の病気です。すぐに痂皮ができて、手でかいているうちに他の部分にも広がり飛び火してしまう疾患です。

せつは小さい傷や皮膚が湿った状態が長く続くと、それが誘因となり炎症を起こします。癰は赤み・痛みの強い塊で、せつよりも大きいものになります。

高齢者や免疫力の低下した人に多く発症します。突然、高い熱や悪寒、全身の倦怠感を伴って、あざやかな赤い色のはれが現れ、急速に周囲に広がっていく症状が現れます。

ウイルスによる疾患

小児期によくみられる皮膚の軟らかいいぼです。感染様式は接触感染です。

小児期によくみられる急性熱性発疹症のひとつで、全身に小水疱を主体とする発疹が生じる疾患です。予防手段としては、水痘ワクチンが使用されています。

一般には50歳以上の高齢者がなりやすい疾患です。原因としては加齢、免疫抑制状態、過度の疲労やストレスなどが知られています。

口唇あるいは陰部などに多発する、小水疱がみられるウイルス性の皮膚疾患です。接触感染により伝搬します。

真菌(カビ)による疾患

皮膚に病気をおこす真菌には、「白癬菌」・「カンジダ」・「癜風菌」などがあります。

角質や角質の変化した爪・毛に感染しておこる病気です。


・頭部白癬(しらくも)

比較的子供がかかりやすい病気として知られています。大量のフケが出たり髪の毛が根元から折れたり、ちぎれたりもします。悪化すると髪の毛が全て抜け落ちてしまうこともある疾患です。


・爪白癬

初期症状では爪の先端の下側に白色または黄色の斑点が現れます。その後、爪がもろくなったり色が変わる、厚くなる、爪の内側がボロボロになるなどの症状が出るようになります。


・足白癬(ミズムシ)

足の指の間が赤くなって皮がむけたり、ジュクジュクしたり皮が白くふやけたりする場合や、水ぶくれができたりする場合もあります。いわゆる水虫です。


・手白癬(ミズムシ)

手水虫は多くの場合、足の水虫(足白癬)から感染しています。手白癬はカサカサになることが多いです。


・体部白癬(ゼニタムシ)

外側が盛り上がった丸い輪状の発疹ができます。直接的または間接的な多くの方法で広がります。


・股部白癬(インキンタムシ)

成人男性や青少年に最も多く見られます。股部白癬は皮膚が長時間湿気にさらされ、服がこすれる状態から発症します。

皮膚の常在菌ですが、弱い菌で、病原性はあまりありません。


・癜風(クロナマズ)

小児から老人に発症しますが、特に20〜40代の青壮年に好発し、男性にやや多く見られる疾患です。体に黒い染みが出来ているように見えたり、逆に白い脱色素斑が拡がって見えたりします。

・カンジダ性指間糜爛症

主に水仕事に従事する主婦や、水仕事の職業の人に多い疾患です。手湿疹と合併していることもあり、見逃されやすいこともあります。


・カンジダ性爪囲炎

水仕事の多い人にできやすいです。横溝を生じることもこの疾患の特徴です。


・口角糜爛症

口角炎とも呼ばれ、口の両側か片側に、ただれやひび割れなどができる病気です。大人の場合、糖尿病や貧血などの病気により、感染に対する抵抗力が低下している時に、細菌に感染して発症することがあります。

小動物による皮膚疾患

ヒゼンダニによる感染症で、ダニが人の皮膚に寄生し、かゆみを伴う皮膚の病気です。通常疥癬と呼ばれるものと、他の人に感染する力が強い疥癬の2種類があります。高熱や乾燥に弱いです。

シラミという寄生虫が毛髪に棲みつくことで発症する疾患です。特に小学校低学年までの子どもに多い疾患です。症状としては、かゆみがでたりフケ(しらみの卵)のようなものが出たりします。

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【間違えやすい項目】

※これらの疾患は感染しないので注意してくださいね。

◎円形脱毛症・・・円形脱毛症は、細菌やウイルスなどの病原体による疾患ではなく、感染しません。(原因は不明。ストレスなどからくるものだと言われています。)

◎尋常性痤瘡(ニキビ)・・・思春期から30才前後の男女の、顔、前胸部、背中に出来るもので、
俗に言う「ふきでもの」のことでもあります。にきびなので感染はしません。

◎尋常性白斑(シロナマズ)・・・何らかの原因で皮膚の色が抜けて白い斑点ができる後天性の皮膚疾患です。感染はしません。

◎老人性疣贅・・・高齢になってくると顔、頭や全身にいぼのようにざらざらしたできものができるものですが、これは老化現象なので感染しません。   

◎男性型脱毛症・・・進行性の脱毛症で、放っておいても治ることはありません。これは男性ホルモンによる影響が大きいと言われていて、菌などではないので感染しません。

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