食中毒予防について
今回は食中毒の予防についてです。食中毒菌の侵入経路はいくつかありますが、そのほとんどは各自の注意で防げるものがほとんどです。くわしく解説していきます。
- 更新日:2016年12月16日
侵入経路は大きくわけて3つ

- 外からの持ち込み
- トイレからの持ち込み
- 消毒を怠ることによる菌の繁殖
等です。
ほかにもありますが、すぐに予防できそうなものといえばこの3点でしょうか。
外からの持ち込み
ことばの通りです。
出勤してきたときや持ち込んだものに菌が付着しており、さらに消毒をも怠ったために
食材に菌が付着してしまって食中毒を引き起こしてしまうケース。
『しっかり手洗い』と『必要のないものは厨房に持ち込まないこと』
案外単純で簡単そうですが、徹底させることはむずかしいのです。
トイレからの持ち込み

意外に多いのが、このケースです。
ドアノブや手拭きのタオルなどに菌が付着していたために、手洗い後の手に再度菌が付着してしまって食中毒を起こすケースです。
『しっかり手洗い』と『手拭きはできるかぎり、使い捨てのものを使用する』
消毒を怠ったことによる菌の繁殖
清掃や消毒をしっかり行っていれば、ほぼ起こらないケースです。
悪くいえば、ある意味『人災』ともいえるかもしれません。
肉を切った後に、まな板を軽く流し洗いしただけで再度使用したりすると起こる可能性があります。
まな板は、切る順番を意識すること(野菜→肉)
なま物を切った後のまな板には、熱湯消毒orアルコールでの消毒をきっちり行う
そして、
一日の最後には、必ず清掃をおこないましょう。
あらためて見なおしてみますと、難しいことはひとつもないように思えます。
心がけしだいで危険リスクが大きく下がりますので、ひとりひとりがぜひ、しっかりと意識してみてくださいね。
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