疾病予防について
疾病予防は予防医学に分類され調理師以外の試験でもしばしば出題されます。今回はそんな疾病予防についてのお話です。
- 更新日:2017年09月25日
大きく分けて3つ
疾病予防は状況に応じて3つに分けることができます。
- 第1次予防
- 第2次予防
- 第3次予防
同時に予防手段の5段階も各項に合わせて説明します。
第1次予防

生活習慣の改善や予防接種など疾病そのものにかかる可能性を下げるのが、この1次予防です。
予防手段の5段階中、1と2に該当するのがこの段階です。
具体的には
- 1.健康増進
健康的な生活を送れるように生活環境の改善や適度な休養を行うこと。
- 2.疾病予防や特殊予防
感染症に対する対策や肝炎に対する対策など
です。
第2次予防

1次予防が「 かかりにくくする 」ものであるのに対して、2次予防は「 早期の発見を促す 」ものです。
予防手段の5段階の内3と4に該当するのが、この項でしょうか。
- 3.早期発見、早期措置
健康診断や人間ドックなど
- 4.合併症対策と適切な治療
先の項で疾病が発見された場合病状の悪化を遅らせたり症状の小さい撃ちに治療を行うこと
です。
第3次予防

治療がすんだ後に、再発を防ぐためのものです。
疾病予防5段階の内の最終項とも言えますね。
- 5.リハビリテーション
後遺症を防いだり一日も早く社会に復帰できるように促すこと
です。
簡単にいうとこんな感じです。
予防、初期段階での治療、再発の防止といったところでしょうか。
数字だけで覚えると覚えにくいので、意味を関連付けるのがいいと思います。
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