児童相談所の役割と機能 | 保育士の解説つき無料問題集 - 過去問.com

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児童相談所の役割と機能

児童相談所は、子どもに関して、家庭やその他の機関からの相談に応じ、子どもが心身ともに健やかに育ち、その持てる力を最大限に発揮することができるように援助をしていく所です。具体的にはどんな組織で、どんな相談ができる所なのでしょうか。

児童相談所の業務

児童相談所が対象とする『 子ども 』とは18歳未満となります。

その『 子ども 』に関した相談を受ける所で、都道府県( 指定都市を含む )に設置が義務付けられています。

平成18年4月からは平成16年の児童福祉法改正法により、「 政令で指定する市も、児童相談所を設置することができる 」とされました。

主な業務

  • 相談・・・当事者だけでなく、地域住民からの通告、福祉事務所や警察官からの送致を受けたりもする
  • 調査・・・子どもや家庭の状況の把握などで調査方法は面接、電話、文書による照会などによる
  • 判定・・・調査、診断などにより総合的に行い、個々に合わせた援助指針を作成する
  • 指導・・・カウンセリング、心理療法、ソーシャルワーカーなどによる指導
  • 措置・・・対象となる児童福祉施設への措置決定
  • 一時保護・・・児童虐待や家でなど緊急に児童を保護する必要がある場合

相談援助活動

家庭、地域に対する援助の展開

児童相談所は、市町村と役割分担・連携を図りながら、子どもが健やかに育成されるように、また家庭や地域においての養育を必要に応じて支援します。

  • 巡回や電話相談
  • 地域の人たちのニーズを的確に把握するための情報収集や調査等
  • 関係機関に対して児童福祉に関する助言や技術的支援
  • 講演会などの開催、情報誌等の配付等による活動
  • 関係機関との連絡会議
  • 児童虐待防止のための活動
  • 地域の人たちに対する情報提供

非行や情緒障害の問題との関わり

非行少年の定義

  • 罪を犯した少年・・・14歳以上( 14歳未満は処罰することを認めていない )
  • 触法少年・・・14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年
  • 虞犯少年・・・性格や環境に照して、将来、罪を犯したり刑罰法令に触れる行為をする虞のある少年


非行問題解決の施策

児童相談所において判定結果に基づいて、下記のような措置が取られます。

  • 児童福祉士、社会福祉主事、児童委員などに指導してもらう。
  • 児童、保護者に対して訓戒し、誓約書を提出してもらう。
  • 里親に委託する。
  • 児童自立支援施設などに入所させる。
  • 家庭裁判所に送致する。

再非行しないように、その少年について適切な処置対応をしていく役割を担っているのです。

児童相談所の強化

指導力を強化

  • 各施設などの指導や援助計画を見直す
  • 児童虐待に関しては、迅速に的確に対応し子どもの保護にあたる
  • 第三者機関の専門家( 医師、弁護士など )による助言支援機能を図る

時代とともに、子どもに関わる環境の変化は変わっていきます。

児童相談所は、それに合わせて敏速に対応していけるような存在でなければなりません。

また、誰もが利用しやすいような場所になるような工夫も必要です。

保育士は、児童相談所に促す必要のある子どもや保護者に対してきちんとご案内ができるように、存在の理解・連携をしておく必要があります。

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