デューイとペスタロッチ | 保育士の解説つき無料問題集 - 過去問.com

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デューイとペスタロッチ

 今の保育(教育)は、どのような道をたどって、今にいたっているのでしょうか。今回は、「デューイ」と「ペスタロッチ」が大切にしてきたことから学びたいと思います。

デューイについて

ジョン・デューイ( 1859−1952 )は、アメリカ合衆国の哲学者、教育学者です。

デューイが生きた時代は急激な社会変化が起きていた頃で、新しい教育のあり方を探求していた時代です。

自分でつくった実験学校で行われた実験の報告の講演の速記をもとに出版された「 学校と社会 」( 1899年 )や「 民主主義と教育 」( 1916年 )が有名です。

知識を一方的に伝えていく方法の教育では、子どもたちが受動的になり、個性や感性・創造性が抑圧されてしまうことを懸念していました。

経験による学習を重視することで、変動の激しい社会にも対応していく力がつくと考え、

「なすことによって学ぶ」と提言しました。

他にも、児童中心主義的教育感・問題解決学習・生活単位学習を提唱しています。

デューイから学べること

現行の保育所保育指針の中で大切にしていることは、まさにデューイが大切にしようとしていたこととつながっています。

保育者が一方的に教えたことは、子どもたちは実感をもてずなかなか力になりません。

しかし、子どもたちが自分で「 やってみたい 」「 なんだろう? 」「 どうしてだろう? 」などと感じ、心を揺り動かされて経験したことは、しっかりとその子の力になります。

私達保育者は、いかにこのような経験をさせてあげられるかが腕の見せどころです。

子どもたちが自ら興味をもてるような環境づくり、援助の方法を探っていくことが大切です。

ペスタロッチについて

ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチ( 1746−1827 )は、スイスの教育実践家です。

ペスタロッチは主に初等教育において実践していましたが、それを幼児教育へと応用したのが、フレーベルです。

ペスタロッチは、「 家庭生活の大切さ 」を説いた最初の人です。

学校にも「 家庭的な温かさが大切である 」としました。

有名な著書には、「 隠者の夕暮 」( 1780 )や「 シュウタンツだより 」( 1798 )などがあります。

「 玉座にあっても、木の葉の屋根の陰に住んでいても、すべて同じ人間である 」(「 隠者の夕暮れ 」)

ペスタロッチは、どのような立場の人も教育を受ける対象であると考えました。

そこから

「 民衆教育の父 」と呼ばれています。

感覚器官を通じて知識を習得させる方法として、実物や絵などを子どもたちに見せて教育を行う「 直観教授 」なども提供しました。

ペスタロッチから学べること

ペスタロッチが説いた「 家庭生活の大切さ 」は、現代にも言えることです。

子どもたちの基盤は、家庭にあります。

また、「 学校でも家庭的な温かさが大切である 」ということも今につながります。

保育所では家庭の代わりの場として『 温かな愛情のもと、子どもたちが育っていく環境をつくる 』ことが大切です。

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