保育士試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

子どもが友達を「噛む」!?

小さな子どもは、友達を「噛む」という行為をします。大人からすると「噛むなんて!」と驚いてしまいますが、日常的に起こります。特に小さなクラスほど起こります。「噛む」にもいろいろな意味があるので、保育者は「なぜ子どもが噛んだのか」ということを理解することが大切です。

言葉の代わりに「噛む」

小さな子どもは、まだ言葉で思いを表せません。

言葉が出るようになってきても、まだ思うように言葉を使えなかったり、思うように言葉が出てこなかったりします。

そんな時、子どもは「怒りの言葉」の代わりとして、相手を「噛み」ます。

そこで闇雲に「ダメでしょ!」と叱ってしまうと、子どもは気持ちのやり場がなくなってしまい、余計に噛んだり違う方法で表したりするようになってしまいます。(特に、初めて「噛む」ということをしたとき)

まずは、「おもちゃ取られて嫌だったね」など気持ちを受け止めてあげます。
その上で、噛むことはいけないと伝えたり、年長児であれば相手に「言葉で伝える」よう促したりします。

相手の反応を見る「噛む」

0〜1歳児くらいだと、理由もなく噛むことがあります。

それは、噛むと相手が「泣いたり、怒ったり」と反応するのが面白いのです。
大人からすると、「そんな酷いことを・・・」と思うかもしれませんが、
まだ「人間」というものを知らない小さな子どもたちにとっては、自分が何かをしたこと(この場合は「噛む」)で、相手が反応すること(この場合は「泣く」「怒る」)がとても興味深いことなのです。

この場合は、しっかり「叱る」必要があります。やってはいけないことだと伝えます。

防御反応としての「噛む」

これも小さい子ほど多くあります。

クラスの中には、その子にとって苦手とする相手がいる場合があります。
いつも同じおもちゃを取り合ったり、以前に「叩かれた、噛まれた」という経験をしていたりする相手です。

その子が来るだけで「怖い」「いやだ」という思いが現れて、体が「噛む」という形で表現します。

この場合は、その子の様子に合わせ、思いを受け止めつつ、
「してはいけない」ということを伝える必要があります。

噛まないようにするには・・・

小さな子どもの肌を「噛む」と、しっかり歯型がつきます。

もちろん、とても痛いはずです。

一番は「噛む」ということが起きないようにすることです。

噛むことを一度覚えると、何度も噛むようになります。噛みやすい子は目を離さないようにし、友達との距離にも気をつける(できるだけ離す)ようにします。

また、小さな子どもは徐々に言葉を覚えます。保育者が思いを「言葉」にしていくことが大切です。

子どもたちを見ていれば、「噛む」という行為が起こりやすい状況が分かってきます。周りの保育者と協力しながら、目を離さないようにしたり、噛まない環境にしたりしていきます。

今回の話は「噛む」だけでなく、

「ひっかく」「叩く」「つねる」なども同じです。

 保育者が「子どもの行為にどのような意味があるのか」をしっかりと理解した上で、やってはいけないことだと伝えたり、これらのことが起きない環境を作っていくことが大切です。

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