保育士試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

民生委員・児童委員と主任児童委員

現在の日本では、児童福祉や社会福祉など、子育て支援をめぐる状況がめまぐるしく変化しています。そんな中、子どもや子育てを支援するために活動している民生委員・児童委員、そして主任児童委員についてそれぞれの役割や活動内容を説明していきたいと思います。

地域に密着!「民生委員」を知っていますか?

そもそも、民生委員とはどのような人たちなのでしょうか。

簡単にいうと、各地域で住民の相談・援助・社会福祉の増進に務める方々のことです。

都道府県知事が推薦し、厚生労働大臣が任命。活動場所は各市町村などとなっています。

具体的には、

上記のような活動例があげられますが、その他にも地域の実態に合わせて行政と連携を取りながら住民を助けるはたらきをしています。

公的な仕事内容となっていますが、完全無給のボランティアです。

次に「児童委員」です。

民生委員は全員が児童委員を兼ねています。
しかし、全員が兼任することについて、発足した当時(第二次世界大戦後)は、反対意見が出ていました。

戦後の子どもをめぐる問題を解決するために児童委員制度を設けましたが、全ての民生委員をそのまま児童委員とすることは、年齢や資質の面からふさわしくないとの理由でした。

そこで政府は、児童委員としてもふさわしい人が民生委員に選ばれるように、民生委員の選任条件に児童福祉に関する理解等を加えました。

民生委員は全員児童委員でもあるので、

民生委員と児童委員は同じである

ととらえることができます。

そして民生委員は「民生委員法」、児童委員は「児童福祉法」にてそれぞれの役職について定められています。

児童委員の活動内容は?

児童委員の役割は「児童福祉法」(第17条)にて定められています。

「児童及び妊産婦につき」と規定されていますが、これは

子育て中の親の中でも特に妊産婦には手厚い支援が必要

と考えられていることがわかります。

地域の情報把握や相談支援、サービスの紹介や助言等の支援のように、自ら行うものもあれば依頼されて行うものもあります。

また、子育てクラブやサークル、子ども会への参加・協力をしたり、児童虐待防止のための取り組みを行ったりと単独で行うもの・複数で行うものと様々な活動があります。

さらには、市町村長などから意見を求められた場合、意見具申をすることもあります。

児童委員は相談を受けたり、情報を得て市町村に通告をしたりする場合がある一方、児童相談所から依頼を受けて指導を行う場面もあるのです。

「児童委員」と「主任児童委員」の違いは?

最近の児童福祉の課題を受けて、「主任児童委員」が配置されるようになりました。

2001年「児童福祉法」第12条第3項(現在は第16条第3項)において
「厚生労働大臣は、児童委員の中から、主任児童委員を指名する」と規定されました。

児童委員と連携し、個別支援活動を行う中で、特に児童福祉を専門的に担当する主任児童委員は、

・自分自身の学習や情報収集を通した専門性向上への取り組み
・児童委員の活動が円滑に進むように環境づくり

としての役割も期待されています。

子ども・子育て支援の充実のために

地域の子どもたちが元気に、健やかに暮らすことができるよう、子育てや妊娠中の不安を相談・支援し、子どもたちを見守る重要な役割を児童委員は担っています。

住民と行政をつなぐパイプ役としての「民生委員・児童委員・主任児童委員」の存在をぜひ知っておいてほしいと思います。

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