保育士試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

「家族主義」と「個人主義」

子どもたちの成長に欠かせない家族。その家族のかたちも時代に合わせて変化しています。社会の変化による家族の機能の変化について「個人主義」と「家族主義」という視点からみていきましょう。

そもそも「 家族 」とは?

普段何気なく使っている「 家族 」という言葉。

家族とは、「 血縁や姻縁( 姻族である人びと )のいずれかで結ばれていると認知しあっている人びとのこと 」と表すことができます。

夫婦や親子、きょうだいなどが主要な構成員で、それぞれが感情的に結びついていたり、ともに生活をしたりする集団としてとらえることが多いです。

家族制度の移り変わり

日本の伝統的な家族のかたちは「 イエ( 家 )」です。

家制度では、一人の子( 主に長男 )が結婚後も親と同居して生活し、先祖から子孫へと世代を超えて家系をつないでいくことを大切にします。

「 家 」の存続を何よりも大事にするので、夫婦関係よりも親子関係を重視することもしばしばありました。

第二次世界大戦後、民法を新たに見直すときに「 家制度 」も見直され、直系家族制は廃止されました。

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戦後生まれた「夫婦家族制」

家制度に代わり、新たに生まれたのが「 夫婦家族制 」です。

結婚によって新しい家族が誕生します。そして夫婦と未婚の子どもからなる「 核家族 」が現代の日本には多く存在するようになりました。

「 家制度 」では何よりもイエを絶やさないことを第一としてきたので、自分のことよりもまずイエのために行動することが求められていました。

しかし、「 夫婦家族制 」では

家族は夫婦一代限り

というとらえ方のため、個人と家族の関係が変化してきました。

「 個人の生活を充実させるための家族 」

家族と個人とのかかわりの変化は、

『 家族中心主義 』としての家制度から、『 個人中心主義 』の家族観へと移行していったのです。

イエ存続のために奉仕する存在ではなくなった家族は、個人の生活を充実させるための手段としてとらえられるようになり、家族が果たす機能も変化しました。

個人の人生の一部となった現代の家族は、家族の構成員が幸せな生活を送るために様々な機能が備わりました。

そして社会の変化に応じて、かつて家族が果たしてきた役割は学校や政府、企業などに吸収され、今では家族にしか果たし得ない根っこのような家族機能が残されています。

上記に挙げた以上に多くの機能が現代の家族には備わり、求められています。

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家族のかたち

社会の変化によって大きく影響を受ける家族のかたち。

わたしたちにとって一番身近といっても過言ではない家族について、社会の動きと関連して考えてみてはいかがでしょうか。

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