保育士試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

保護者との連携を考える

 今回は、保育士試験の問題を参考に、保護者との連携について考えてみたいと思います。

保護者との連携

 「保育士」というと、「子ども」に関わる仕事というイメージが大きいと思います。しかし、実際には他にもいろいろとあり、特に「保護者との連携」は大きな仕事です。

 預かる子どもの年齢が低ければ低いほど、保護者との連携は重要です。

 また、

保護者の心や体の状態は、子どもの心の状態にとても影響します。

保護者と連携しながら子どもを育てていくと共に、保護者自身ができるだけよいコンディションで日々を過ごせるよう、保育士がケアをしていく必要があります。

保育士試験問題

 では、実際に保育士試験に出た問題を基に、考えていきましょう。

次の文は、保育所での保護者との連携についての取り組みである。適切な記述を選びなさい。

1 . 送迎の際に、保護者の気持ちを受け止めて、声をかける。
2 . 保護者の養育力の向上のために、送迎の際に、保護者に保育の行動見本を示す。
3 . 保護者の養育力の向上のために、保護者会で、各家庭の養育方法を評価する。
4 . 親子の愛着関係を深めるために、保護者会で精神科医による家族療法を行なう。
5 . 保護者の苦情に対しては、その通りに対応する。


 「1」は「適切」です。連携でもありますが、「ケア」の部分が大きいと思います。保護者は、働きながら子どもを育てていて、さまざまな問題や悩みを抱えていることが多いです。

 保護者の話を聞いて、「それはこうしたほうがいい」「それはおかしい」と思うこともあるでしょう。

 しかし、悩んでいる時はまず

誰かに受け止めてほしい

のです。受け止めてもらうことで、安心したり、次のステップに進めたりします。

 まずは、「受け止める」ということを忘れないようにしましょう。

 また、誰かに受け止めてほしいと思っていても、言葉に出して表せない人もいます。保育士は、保護者の様子をよく見るようにし、気になった時にはその保護者に合った方法でアプローチします。


 「2」も「適切」です。どのように子どもを育てていいか、悩んでいる保護者はたくさんいます。また、日々を一緒に過ごしている保育士から見て、「こうするといいな」ということもあるでしょう。

保護者自身が「こんなふうにしてみよう」と思えるようにアプローチすることが大切です。

 それには、一人一人の保護者の特徴をつかんでいることが必要です。

 直接的に「こうするといいですよ」と伝え示したほうがいい人、さり気なく行動見本を見せて本人が気付けるようにした方がいい人などタイプはさまざまだと思います。

 保護者が前向きに子育てに向かえるように、アプローチをしましょう。

 「3」は「不適切」です。保護者会という、みなさんがいる場で各家庭の養育方法について伝え、更にそれを評価するのはふさわしくありません。プライバシーの侵害にもなります。

 「4」も「不適切」です。保護者会の場で、このようなことをするのは踏み込み過ぎています。

 「5」も「不適切」です。保護者の気持ちについては、受け止める必要があります。保護者がそのように感じているのは間違いないのです。まずは、受け止め、その上で解決策を考えていきます。
それは、決して全てを受け入れ、その通りにするということではありません。

「子どもにとって」どうか

ということを一番に考えます。子どもにとって必要なこと、いいことに目を向けて、解決方法を考えていきます。

保育士 過去問

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