保育士試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

1.2歳児の発育と発達

乳児から幼児になり「体」「生活」「理解」「言葉」「人とのかかわり」「心」などたくさんの発育と発達が見られる時期です。そしてたくさんの発育と発達が見られる時期だからこそ、関わりを大切にしなければなりません。そのためには発育と発達を理解しましょう。

1歳児の発育と発達

まず1歳児から考えていきましょう。
保育所保育指針には「 おおむね1歳3か月から2歳未満 」に位置づけられています。

保育所保育指針にはこの時期の子どもの発達の大きな特徴として「 歩行の開始 」とあります。

歩けるようになることは、子どもにとって自分の意志で動く範囲、そして好奇心の広がりにもつながります。

なんども一人歩きを繰り返すうちに、脚力やバランスが身に付いてくるのです。
歩くことが安定すると、次第に自由に両手を使えるようになりその機能も発達します。

『歩き始めの驚いた顔からの笑顔』というのは、とても嬉しそうでまさに天使の笑顔のようです。

その瞬間にあなたが保育士として出会うことがあったら、しっかり喜び褒めてあげてください。

保護者にも「 そろそろ歩けそうですね 」と伝えてあげましょう。

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子どもは大人との関わりの中で、自らも呼びかけたり、「 イヤ 」などの拒否を表す片言や一語文を言えるようになってきます。

言葉で言い表せない場合は、指差し、身振り、クレーン現象などで示し、自分の気持ちや感情を伝えようとします。
これに対して周りの大人が子どもの言葉や行動にしっかり関わっていくことで、だんだん一語文から二語文になっていきます。

象徴機能の発達は言葉を習得していくこととたいへん重要な関わりがあります。

子どもは見立てる名人です。
おもちゃや遊具をいろんなものに見立てて遊ぶことができます。

ひとつの積み木も、車になったり、電車になったり、ベットになったり…。

頭の中でイメージして遊べるようになるのもこの時期の特徴と言えるでしょう。

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周囲の人への興味や関心が高まる時期でもあります。

楽しそうな声や笑い声、大人との楽しそうなやりとりに興味・関心を持ち、近づいていこうとします。

園生活の中では、他の子どもに対して興味を持ち始め、楽しそうに関わる一方でケンカなどのトラブルも増えてきます。

まだ気持ちを上手に伝えることのできない子ども達ですので、保育士の仲立ちは必要です。

「 貸して 」・「 いいよ 」・「 ちょうだい 」・「 どうぞ 」

子どもたちの言葉を繰り返し代弁することで、子ども同士の関わりの育みを見守りましょう。

2歳児の発育と発達

2歳児です。
保育所保育指針の「 おおむね2歳 」に位置づけられています。

この時期の子どもは、自分の体を思うように動かすことができるようになります。

歩いたり、走ったり、跳んだりするなどの基本的な運動機能が伸び、さらにしゃがむ、もぐる、投げるなど、さまざまな動作を組み合わせて遊ぶこともできるようになってきます。

子ども達の喜びに満ちた表情は見ていて嬉しいものです。子ども達の気持ちに共感しながら一緒に遊びぶと良いでしょう。

危険予測はまだまだ出来ていませんので、子どもたちの探求心を遮ることのないよう見守っていきます。

また、指先の機能が発達しできることが増えてくるので、遊びだけでなく生活でも意欲が出てきます。

食事や衣服の着脱、排せつなど時間はかかりますが、意欲を大切にし自分でしようとする姿を見守っていきます。

この時期に、「洗濯ばさみ遊び」・「粘土遊び」・「新聞紙遊び」

などの指先を使う遊びを保育活動に入れていくことで、「 自分でしようとする意欲 」と「 指先の発達 」が同程度に発達し、子どもたちの自信につながっていきます。

2歳の終わり頃には、自分が知っている言葉で自分の思いを伝えようとします。

子どもたちと楽しい会話を楽しみ、言葉への意欲をどんどん育てましょう。

本・紙芝居の内容も少しずつわかるようになります。

年齢・興味に合った作品を選び、やりとりを楽しみながら読み進めることが、より多くの言葉を獲得することにもつながっていきます。

また、ごっこ遊びをするようにもなります。

同じ場所に一緒にいてもまだ並行遊びが多いようですが、それぞれが役になりきって遊びます。

空容器や草花など、その時の興味に合った素材の提供をしてごっこ遊びが盛り上がるようにすることで、友達と関わる楽しさ、やりとりする嬉しさを感じることができるでしょう。

子どもの自我が育つ時期です。
よく「 魔の2歳児 」なんて言葉を聞きますよね。

生活や遊びを通して自分のことを自分でしようとする意欲が高まり、自分の意志や欲求を言葉で表そうとします。

思い通りにいかないことがあると「 いや 」「 自分で 」と強く自己主張をするようになり、泣いたりかんしゃくをおこしたりする場面も見受けられます。

子どもの自己主張を大切にしていきたいのですが、保育園は集団生活です。

12人いれば12通りの自己主張がありますが、保育活動中では12通りの自己主張すべては聞ききれません。

ひとりひとりとの関わりを大切にし、日々子ども達の成長を積極的に受け入れていくことできっとクラス運営はうまくいくようになります。

子どもは自分の事を信じて見守ってくれる大人の存在によって、時間をかけて自分の気持ちの切り替え方を知っていきます。

気持ちを切り替えることができた時には繰り返し褒め、子どもの自信につなげていきましょう。

未満児保育は、子どもの基礎となる保育になります。

主任クラスが持つほど大切なクラスだと言う先生もいます。

1歳児・2歳児は月齢( 〇〇ヶ月 )も含めて考慮しましょう。

任されたからには発育と発達を理解し、年齢に合った保育活動をしていきたいものですね。

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保育士 過去問

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