運行管理者(貨物)の過去問
平成30年度 第2回
貨物自動車運送事業法関係 問1

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問題

平成30年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 貨物自動車運送事業法関係 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

一般貨物自動車運送事業に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
  • 国土交通大臣は、一般貨物自動車運送事業の許可の申請において、その事業の計画が過労運転の防止その他輸送の安全を確保するため適切なものであること等、法令で定める許可の基準に適合していると認めるときでなければ、その許可をしてはならない。
  • 一般貨物自動車運送事業者は、運賃及び料金(個人(事業として又は事業のために運送契約の当事者となる場合におけるものを除く。)を対象とするものに限る。)、運送約款その他国土交通省令で定める事項を主たる事務所その他の営業所において公衆に見やすいように掲示しなければならない。
  • 一般貨物自動車運送事業者は、運送約款を定め、又はこれを変更しようとするときは、あらかじめその旨を、国土交通大臣に届け出なければならない。
  • 一般貨物自動車運送事業者(その事業の規模が国土交通省令で定める規模未満であるものを除く。)は、安全管理規程を定め、国土交通省令で定めるところにより、国土交通大臣に届け出なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。

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この過去問の解説 (3件)

01

①正しいです。

 問題文の通りです。

②正しいです。

 問題文の通りです。

③誤りです。

 運送約款の変更は国土交通大臣の認可が必要です。

 届出 = 提出するだけ

 認可 = OKをもらって、はじめて効力が出る

 似たような言葉ですが、意味が少し違ってきます。

④正しいです。

 安全管理規定は作成・変更共に届出が必要となります。 

参考になった数32

02

一般貨物自動車運送事業に関して、問題を見ながら解説します。

選択肢1. 国土交通大臣は、一般貨物自動車運送事業の許可の申請において、その事業の計画が過労運転の防止その他輸送の安全を確保するため適切なものであること等、法令で定める許可の基準に適合していると認めるときでなければ、その許可をしてはならない。

正しいです。

一般貨物自動車運送事業の許可の申請において、その事業の計画が過労運転の防止その他輸送の安全を確保するため適切なものであること等、法令で定める許可の基準に適合していると認めるときでなければ、その許可をしてはいけません。

選択肢2. 一般貨物自動車運送事業者は、運賃及び料金(個人(事業として又は事業のために運送契約の当事者となる場合におけるものを除く。)を対象とするものに限る。)、運送約款その他国土交通省令で定める事項を主たる事務所その他の営業所において公衆に見やすいように掲示しなければならない。

正しいです。

一般貨物自動車運送事業者は、運賃及び料金や運送約款その他国土交通省令で定める事項を主たる事務所その他の営業所において公衆に見やすいように掲示しなければいけません。

選択肢3. 一般貨物自動車運送事業者は、運送約款を定め、又はこれを変更しようとするときは、あらかじめその旨を、国土交通大臣に届け出なければならない。

誤りです。

約款と出れば認可が必要と覚えておきましょう。

選択肢4. 一般貨物自動車運送事業者(その事業の規模が国土交通省令で定める規模未満であるものを除く。)は、安全管理規程を定め、国土交通省令で定めるところにより、国土交通大臣に届け出なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。

正しいです。

一般貨物自動車運送事業者は安全管理規程を定め、国土交通省令で定めるところにより、国土交通大臣に届け出なければいけません。

まとめ

一般貨物自動車運送事業に関して、認識を深めておきましょう。

参考になった数13

03

正解はです。

<解説>

1 .正しい

貨物自動車運送事業法(平成元年法律第八十三号)(許可の基準)第六条 (以下抜粋)

「国土交通大臣は、第三条の許可の申請が次に掲げる基準に適合していると認めるときでなければ、同条の許可をしてはならない。

 その事業の計画が過労運転の防止、事業用自動車の安全性その他輸送の安全を確保するため適切なものであること。」

上記の通り定められているため正しいです。

2 .正しい

貨物自動車運送事業法(平成元年法律第八十三号)(運賃及び料金等の掲示)第十一条 (以下抜粋)

「一般貨物自動車運送事業者は、運賃及び料金(個人(事業として又は事業のために運送契約の当事者となる場合におけるものを除く。)を対象とするものに限る。)、運送約款その他国土交通省令で定める事項を主たる事務所その他の営業所において公衆に見やすいように掲示しなければならない。」

上記の通り定められているため正しいです。

3 .誤り

一般貨物自動車運送事業者は、運送約款を定め、又はこれを変更しようとするときは、あらかじめその旨を、国土交通大臣に届け出なければならない。

→貨物自動車運送事業法(平成元年法律第八十三号)(運送約款)第十条(以下抜粋)

「一般貨物自動車運送事業者は、運送約款を定め、国土交通大臣の認可を受けなければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。」

上記の通り定められており、国土交通大臣の認可を受けなければなりません。

よって「届け出なければならない」の箇所が誤りです。

4 .正しい

→貨物自動車運送事業法(平成元年法律第八十三号)(安全管理規程等)第十六条 

「一般貨物自動車運送事業者(その事業の規模が国土交通省令で定める規模未満であるものを除く。以下この条において同じ。)は、安全管理規程を定め、国土交通省令で定めるところにより、国土交通大臣に届け出なければならない。これを変更しようとするときも、同様とする。」

上記の通り定められているため正しいです。

参考になった数10