狙(ねら)った獲物はサル?! | 漢検 ( 漢字検定 )の解説つき無料問題集 - 過去問.com

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狙(ねら)った獲物はサル?!

漢字検定の難しいところは、筆記試験だというところでしょう。マークシートの部分は勘で何とかなっても、筆記の部分では本当の実力がためされます。特に、紛らわしい形の字は、要注意です。

「 狙 」の部首は「 けものへん 」。「 てへん 」との書き分けが大切。

まっすぐな縦線に、下からはね上げる横線を入れるのが「 てへん 」。いろいろな動作を表します。

それに対して、右側に少し張り出した、ちょっと猫背な縦線に、右上から下にはらうような横線を入れるのが「 けものへん 」。

言葉で説明するとわかりづらいですが、実際にオーバーなくらいその違いを書いてみましょう。

「 自分はちゃんと書けていますよ 」ということを採点者にアピールするぐらいに、きちんと書くことが大事です。

自分だけわかっていても他の人に伝わらなければ、それは「 文字 」ではなくてだたの「 模様 」にしかすぎません。

普段から、丁寧に書く習慣をつけましょう。

「 けものへん 」は「 犬( いぬ )」がもとになっています。

  • 犬( ケン )・・・いぬ
  • 状( ジョウ )・・・すがた、かたち 形づくる
  • 献( ケン )・・・たてまつる 神前や目上の人に丁寧にものを差し上げる
  • 獣( ジュウ )・・・けもの

ですから、これらの漢字も「 けものへん 」の漢字となります。

「 狙 」読み方は「 そ 」。同じ読みの仲間の漢字、いくつ書けますか?

つくりは「 且( ショ、ソ )」。

このつくりを持つ漢字は「 そ 」と読むことが多いですよね。

まずは「 狙 」ですね。

  • 狙・・・ねらう もともとは「 さる 」をさす字でした 
  • 阻・・・はばむ けわしい 
  • 祖・・・世代を重ねた昔の人 祖先 その仕事や物事を最初に始めた人 
  • 租・・・田畑の収穫に対してかかる年貢 
  • 粗・・・あらい ばらばらで細やかでない そまつな 
  • 組・・・組みひも 組む ばらばらの物をまとまった形にする 

このぐらいは、すぐ思い浮かぶといいですね。まだまだ、このくらいまでは読んで下さい。

  • 齟・・・「 かむ 」という意味ですが、「 齟齬( そご )をきたす=話が食い違う 」と用いられます。
  • 俎・・・料理につかう「 まないた 」です。もともとは祖先に捧げる供物を乗せる台をさしました。
  • 蛆・・・虫偏ですねー 「 うじむし 」のことです

漢和辞典の中にどこまでも広がる漢字ワールドを、楽しく旅しましょう!

もちろん、皆さんは検定の勉強のために漢和辞典を活用していますよね。

電子辞書は持ち運びやすく便利ですが、紙の辞書も一冊ぜひ手元に置いて欲しいと思います。

意味や読み方を引いて勉強に使うのももちろんですが、たまには検定問題から離れてぱらぱらめくって見てください。

例えば、上のリストで見た「 歯 」の部首のページに並ぶ、20画以上ある漢字たち。

その意味を読んでいくと同じ「 かむ 」でも、
 「 こつこつとかじる 」
 「 ざくざくとかじる 」
 「 何度もかさねて小さくかみ砕く 」
にそれぞれ違う漢字が当てられているのがわかります。

この世界のすべての事象は漢字で表現できるはずだ!という古代の人の熱意を感じます。

その熱意に敬意を表しながら漢和辞典をめくっていくのも、漢字の勉強の楽しみ方のひとつではないでしょうか。

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