管理栄養士国家試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

食中毒の発生状況と課題

食品は「安全である」ということが大前提になります。食中毒を引き起こす食品はもはや安全ではありませんので、食品ではなくなることを意味します。食品提供に携わる人であれば、発生させてはいけないものであることは言うまでもありません。

食中毒とは

食中毒とは、

食品に起因する下痢、腹痛、発熱、嘔吐などの症状の総称

であり、症状は原因によってさまざまです。

おおまかに分類しますと以下のようになります。

微生物性食中毒

微生物性食中毒には、

があります。


自然毒食中毒

自然毒食中毒も、植物性と動物性に分類することができます。

食中毒が発生したら

食中毒が発生したことを医師が診断した場合、

直ちに保健所へ届け出ることが義務付けられています。

保健所に届けられると、保健所長から都道府県知事を経由して厚生労働大臣へ報告されます。

食中毒統計に記載されているのは、このような経緯を経て発覚した食中毒です。

中には「 ちょっとお腹を壊した 」程度で病院にかからずに治癒したため、発覚していない食中毒もあるかもしれません。

食中毒の発生状況

近年の食中毒発生状況は

といった傾向にあります。

患者数ではウイルス性が最も多く、

ノロウイルス対策が必要とされます。


細菌性食中毒では、

カンピロバクターによるものが多く見られます。

食中毒発生の課題

食中毒については、一般に梅雨時期くらいから暑い時期にかけては意識が高く、比較的対策が立てられていると思われます。

この時期に特に気をつけたいのは、細菌性食中毒です。

5月くらいから、細菌性食中毒は増え始めます。

しかし、発生件数が多いのがむしろ寒い季節で、この時期はウイルス性食中毒が問題となります。

12月~3月ごろまではウイルス性食中毒の発生件数が多く見られる時期です。

細菌性食中毒では、多くの家庭で冷蔵・冷凍をこまめに行うことで発生をおさえていますが、ウイルスは低温でも生存するため冷蔵・冷凍が有効ではありません。

食中毒に関しては、年間を通じて発生の危険性がある認識を持つことと、多発する時期に病因物質に対応した対策をとることが求められます。

管理栄養士 過去問

訂正依頼・報告はこちら

学習履歴の保存や、評価の投稿、付箋メモの利用には無料会員登録が必要です。

確認メールを受け取れるメールアドレスを入力して、送信ボタンを押してください。

※すでに登録済の方はこちら

※利用規約はこちら

メールアドレスとパスワードを入力して[ ログイン ]ボタンを押してください。

※パスワードを忘れた方はこちら

※新規会員登録はこちら

ログアウトしてもよろしいですか。

パスワードを再発行される場合は、メールアドレスを入力して[ パスワード再発行 ]ボタンを押してください。