管理栄養士国家試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

母乳について

乳児にとって母乳は、必要な栄養素を兼ね備えた完全栄養食品であると言えるでしょう。乳児の健康は、母乳の質にかかっていると言っても過言ではないのです。

乳汁分泌のしくみ

乳児が母乳を飲もうとすると、吸啜刺激が母体の視床下部に伝わります。

これにより、

・下垂体前葉から「プロラクチン」

・下垂体後葉から「オキシトシン」

が分泌されます。


・プロラクチン

妊娠中には作用が抑制されており、胎児・胎盤の排出によって作用します。

乳汁の生成を促します。


・オキシトシン

乳腺周囲の筋上皮細胞を収縮させて射乳を促します。


プロラクチンとオキシトシンが受容体で結合し、乳汁が分泌されます。

このように、乳汁分泌にはプロラクチンとオキシトシンが関与していますが、これらのホルモンの働きは、エストロゲンやプロゲステロンによってコントロールされています。

乳の質

分娩後3日ごろまでに分泌される乳汁を、「初乳」と言います。

その後、移行乳を経て、分娩後10日目ころからの乳汁を、「成熟乳」と言います。


・初乳

黄色、淡い黄色といった色合いで、粘稠性があります。

免疫に関わるIgAやラクトフェリンなどの濃度が高い、感染防御に役立つ内容になっています。

脂質や乳糖の濃度は低いため、エネルギーは高くありません。


・成熟乳

白色で漿液性の、かすかに甘い乳汁です。

乳児の成長を促すため、脂質や乳糖が増え、エネルギーが高くなります。

母乳と牛乳を比較すると、エネルギーはほぼ変わりませんが、

といったことが挙げられます。

母乳栄養の意義

母乳は味や匂い、温度が乳児に適しており、

といったメリットを挙げることができます。

また、母乳は乳児の発育のみならず、母体の回復にとってもメリットがあります。

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