管理栄養士の過去問
第33回
臨床栄養学 問136
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第33回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問136 (訂正依頼・報告はこちら)
新生児の頭蓋内出血を予防するために補給する栄養素である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
- ビタミンA
- ビタミンK
- ビタミンB1
- ビタミンB12
- ビタミンC
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
新生児の頭蓋内出血は、特発性乳児ビタミンK 欠乏性出血症と言われ、生後約1ヶ月頃に起こります。
予防には、ビタミンK2シロップの投与が行われます。
人工乳にはビタミンKが強化されているものもあります。
また、同じくビタミンK欠乏症に「新生児メレナ」があり、こちらは生後数日で起こります。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
02
新生児の頭蓋内出血予防のために、ビタミンKの投与が行われます。
新生児では、
・ビタミンKは胎盤移行性が悪く、出生時の蓄積が少ない。
・腸内細菌叢が形成途中でビタミンKの産生が少ない。
・母乳中のビタミンK含量が少なく、また哺乳量も少ない。
などの理由から、ビタミンK欠乏症に陥りやすくなっています。
ビタミンKは血液凝固に関係しているため、ビタミンK欠乏症では頭蓋内出血などがみられます。
この予防のために、出生後24時間以内、産科退院時、1ヶ月健診時にビタミンK2シロップの経口投与が行われます。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
新生児の頭蓋内出血は、ビタミンK 欠乏で起こります。生後約1ヶ月頃に起こります。
予防には、ビタミンK2シロップの投与が義務づけられています。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問135)へ
第33回問題一覧
次の問題(問137)へ