管理栄養士の過去問
第33回
公衆栄養学 問157

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問題

第33回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問157 (訂正依頼・報告はこちら)

日本人の食事摂取基準(2015年版)を用いた集団における食事摂取量の評価とその方法の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
  • エネルギーの過剰摂取の評価 ―――――― 推定エネルギー必要量(EER)を超えて摂取している人の割合
  • エネルギーの摂取不足の評価 ―――――― BMIの平均値と目標とするBMIの範囲の下限値との差
  • 栄養素の摂取不足の評価 ―――――――― 目安量(AI)を下回る人の割合
  • 栄養素の過剰摂取の評価 ―――――――― 推奨量(RDA)を上回る人の割合
  • 生活習慣病の予防を目的とした評価 ――― 目標量(DG)の範囲を逸脱する人の割合

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この過去問の解説 (4件)

01

1 . エネルギーの過剰摂取の評価はBMIや体重の増減でされます。

2 . エネルギーの摂取不足の評価はBMIや体重の増減でされます。

3 . 栄養素の摂取不足の評価では、推定平均必要量(EAR)を下回る者の割合を出します。

4 . 栄養素の過剰摂取の評価は耐容上限量(UL)を指標にしています。

5 . 生活習慣病の予防を目的とした評価 は目標量(DG)の範囲を逸脱する人の割合でされます。目標量は生活習慣病の一次予防を目的として定められています。

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02

正しいのは【5】です。

1.✖ エネルギーの過剰摂取の評価は、 目標とするBMIの範囲を上回ったものの割合で算出します。

2.✖ エネルギーの摂取不足の評価は、目標とするBMIの範囲を下回ったものの割合で算出します。

3.✖ 栄養素の摂取不足の評価は、推定平均必要量(EAR)を下回るものの割合で算出します。

4.✖ 栄養素の過剰摂取の評価は、耐容上限量(UL)を超えるものの割合で算出します。

5.〇

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03

1.× エネルギーの過剰摂取の評価は、BMIや体重変化量が正常範囲を上回る者の割合を用いて行います。

2.× エネルギーの摂取不足の評価は、BMIや体重変化量が正常範囲を下回る者の割合を用いて行います。

3.× 栄養素の摂取不足の評価は、推定された摂取量と推定平均必要量および推奨量を下回る者の割合を用いて行います。

4.× 栄養素の過剰摂取の評価は、耐容上限量を上回る者の割合を用いて行います。

5.〇

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04

正解は 5です。


1 ,2.エネルギー摂取量の過不足の評価は体重変化量とBMIを用います。

3 . 栄養素の摂取不足は推定平均必要量(EAR)を下回る人の割合から評価します。

4 . 栄養素の過剰摂取は耐容上限量(UL)の超えて摂取している人の割合から評価します。

5 . 生活習慣病の予防を目的とした評価は問いの通り、目標量(DG)を逸脱する人の割合で評価します。

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