コミュニケーションスキルについて | ケアマネの解説つき無料問題集 - 過去問.com

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コミュニケーションスキルについて

介護支援専門員にとって面接や相談は相談援助者やクライアントとのコミュニケーションスキルが非常に重要です。なぜなら、いかにクライアントやその家族と上手にコミュニケーションがとれるかどうかで、本当のニーズの把握やその後の支援内容にも関わってくるからです。そのため、相談援助者はコミュニケーションスキルを向上させる技術と知識が求められるのです。

基本的な姿勢

利用者さんやクライアントとコミュニケーションをとるうえで、まず対象者から信頼を得ることが大切になってきます。

相談援助者としての姿勢や基本的な態度を持ちつつ、専門性だけでなく人としての温かみをもって接することが必要です。

言葉に限ったことではなく、非言語的なコミュニケーションにおいても言えることです。

傾聴と観察

傾聴は、相手のペースを乱すことなく意識的に相手の波長に合わせて、相手の伝えたいことやメッセージを聴いて「 受容・共感 」することです。

さらに、「 相手に相談援助者の存在を伝える 」という意味も含まれています。

直接相手が話さなくても観察から見える表情やしぐさ、雰囲気などで本人や家族の感情やメッセージをとらえることができます。

・誰に一番に話すか
・家族が話しているときの本人の表情
・自宅の環境の確認や、介護用品の種類や配置など

傾聴の技法の習得が介護支援員にとって、コミュニケーションスキルを上げることになるのです。

以下に傾聴の技法を紹介します。

  • 促し・繰りかえし

頷く・相づちを打つ・アイコンタクトをする・繰り返すなどを会話の中で行ない、「 相手の話をしっかりと聞いてますよ 」ということを伝えるコミュニケーション技術です。

  • 質問

閉じられた質問と開かれた質問があり、閉じられた質問は「はい・いいえ」で答えられる質問、閉じられた質問は言葉で答える質問です。

場面や状況に応じて使い分けることが重要です。

  • 言い換え

意味を変えることなく、相手の言いたいことを要約したり確認することです。

  • 共感

相手の言っていることに対して否定的な態度をとらず、相手を理解しようと共感的な態度をとることです。

  • 対決

その人のもつ矛盾点や相反している感情に気づいてもらうことです。

  • 焦点

相手の話していることを振り返るのを手助けしたり、話している間に混乱したり、違う話になってしまったりした場合に焦点化させます。

介護現場でのコミュニケーション方法

介護現場では、さまざまな病気や障害を持ったり、身体状態が異なる利用者さんがいます。

その人にあったコミュニケーションをとることが大切です。

  • 失語症がある場合

その方がどういった種類の失語症なのか知ることが大事です。

・会話の理解はできないが話すことはできる人
・話すことはできないが理解はできる人
・文章になると理解できないが単語であれば理解できる人

症状は人によってさまざまです。

その人の失語症の程度を知り、その方にあったコミュニケーションをとることが必要になってきます。

例)ジェスチャーや指さし、イラストでの意思表示など方法など。

  • 聴覚障害や視覚障害がある場合

聴覚障害や視覚障害も同じく、どの程度の障害であるかをまず知ることが大切です。

大きな声で話せば聞こえる方に毎回、筆談をわざわざするのも効率的とはいえません。
(しかし、重要なことでしっかりと確認したい場合は筆談することも必要です)

その人の障害や身体状況を知り、その人に合ったコミュニケーションが必要なのです。

  • 周りの環境やその方の性格も考慮しましょう

周りに人がたくさんいるところで、人にはあまり聞かれたくないプライベートな会話をするなど、環境面に気遣いをするように心がけましょう。

性格上たくさんの人と話すことが苦手な人・人見知りである人・人前では強気な人・性格もそれぞれ違います。

病気や障害、性格や生活歴など、ひとりひとりをよく見てコミュニケーションをとるように心がけましょう。

介護支援専門員としてのコミュニケーション

何気なく話す会話の中にも、メッセージや思いが見え隠れします。

話しているときが面接の場面でなくても、

  • 相手に関心を持つこと
  • 相手を思いやること
  • 相手の話を聴くこと

を常に意識することで、相手のニーズが変わったり、プラン内容を検討することも柔軟かつ機敏に対応することができるでしょう。

利用者さんやクライアントの生活状況は変動することが多く、普段よりコミュニケーションを適切にとることで素早く対応ができるはずです。

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