介護支援専門員試験 (ケアマネジャー試験)の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

ソーシャルワークの観点と自立支援

現在の日本は少子高齢化、核家族の増加、共働きの増加、老老介護により家族介護力の低下が問題となっています。ケアマネジメントを行い、高齢者と家族を地域で支援し、自立を促していくことはとても必要なことなのです。

自立とは?

ソーシャルワークの観点からみた自立とはどんなものでしょうか。

その人の残存能力を十分発揮し機能し、できないことは介助を受けながら自立していくこと➡残存能力の発揮
自分の人生の生活の目標を自分自身でたてて、自分自身で向かっていくこと➡自己決定

これらのことを「 自立 」といいます。

「自立 = 自分で生活できている、自分でなんでもできる。」 ということではないのですね。

残存能力の発揮と自己決定が、自立のポイントとなります。

自立支援とは?

「 自立 」に向けた支援とはどのような支援でしょうか。

介護サービスを使うことを目的としたケアマネジメントは自立支援とは言えません。

なぜならその人ができることを介護サービスで支援してしまうと、今まで出来ていたことが本当にできなくなり、自立支援どころか逆効果になってしまうこともあるからです。

介護サービスと使うことによって最低限の支援を受け、その人が自立した生活を送れるようにマネジメントすることが前提であり、とても大切なことなのです。

介護サービスを使うことを目的とするのではなく、サービスはあくまで自立への手段と考えましょう。

社会資源の活用

自立支援には社会資源の活用が欠かせません。

社会資源とは、利用者のニーズを充足するために利用することができるあらゆる物的・人的資源を総称したもののことです。

例えば 制度や機関、施設、資金など。その他にも個人がもつ技術や知識、まわりの環境なども社会資源に含まれます。

社会資源は大きくわけて フォーマルサービスとインフォーマルサービス があります。

フォーマルサービスの代表的な物は、行政サービスです。 

企業、行政、社会福祉法人、医療法人、NPOなどがフォーマルサービスに分類されます。

専門性が高く、安定した供給が可能であることがメリットであるといえるでしょう。

しかし画一的になりやすい点は、どうしても否めません。

インフォーマルサービスは、家族や友人、ボランティアなど制度を利用しないサービスのことです。

フォーマルサービスに比べると専門性は低いですが、柔軟な対応が可能であることが最大のメリットです。

しかし行政サービスのように安定した供給は期待することはできません。

自立支援を促していくケアマネジメントは、フォーマルサービスだけでもインフォーマルサービスだけでもなく、両方の社会資源を上手に活用してマネジメントしていくことが求められるのです。

ケアマネジャーに必要なことは?

ケアマネージャーがすることは「 サービスのプランニング 」ではなく、「 自立に向けたプランニング 」です。

焦点は利用者・利用者家族のネットワークの構築であり、そのためには

といった、流れが必要になってくるのです。

しっかりとその人をアセスメントして本人やご家族のニーズを把握する。

自立に向けたプランニングを行う。

その効果をモニタリングし、評価からこのサービスで良いのか、他にも自立につながる良いプランや社会資源はないか、本人の心身に変化はないかなどを検討する。

繰り返しになりますが、サービスが目的ではなく、サービスは手段。

利用者と家族が自立していくためのプランニングがケアマネジメントなのです。

ケアマネ 過去問

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