介護支援専門員試験 (ケアマネジャー試験)の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

高齢者と消費者トラブル

「オレオレ詐欺」や「振り込め詐欺」をはじめ、高齢者の金銭を狙った犯罪は後を絶ちません。担当している高齢者が消費者被害に遭っているのを見つけた時、私たちケアマネジャーにできるのはどんなことでしょうか。

高齢者は騙されていても気付かない

訪問販売や電話勧誘で、悪質業者に言われるままに高額な契約等をしてしまう高齢者。なぜ、騙されてしまうのでしょう。

悪質業者は優しい言葉で近寄り、高齢者の話し相手になってくれます。
いつも熱心に自分の話を聞いてくれる販売員は、高齢者にとって「優しい人」であり、親しみを持つようになります。

そうした高齢者の心理が巧みに利用され、高齢者は販売員を慕って契約を結んでしまうのです。
疑うことを知らない、あるいは認知症などで判断力が低下している高齢者は、自分が騙されているとは思わないのです。

被害に遭っても誰にも相談しない

被害に遭ったと自覚している高齢者でも、「恥ずかしい」「家族に怒られる」等の理由で、誰にも相談せず、被害が拡大してしまうことが少なくありません。

高齢者は被害に気付いても「騙された自分が悪い」「忙しい家族に迷惑はかけられない」と自分を責めてしまうところがあります。

また悪質業者の中には、巧みなセールストークで高齢者の不安をあおったり、「誰にも言ってはいけない」などと口止めをするケースもあります。

さらに、悪質業者は「カモリスト」を作成し、悪質業者同士で情報を交換しているという話も耳にします。そのため、一度被害に遭うと、繰り返し被害に遭ってしまうのです。

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ケアマネジャーやサービス事業者は「気づき」の視点を大切に。

高齢者を悪質業者の被害から守るために、ケアマネジャーは第一に、月1回のモニタリングで「気づき」の視点を持つことが大切です。

もちろん家の中をジロジロ見回すのは避けるべきですが、

などのふだんと違う様子が見られたら、さりげなく話を聞いてみたいものです。
もちろん、利用している介護保険サービス等の事業所と連携することも大切です。

高齢者の様子がおかしいと感じたら、話題として昨今の消費者トラブルの話をしてみたり、地域にある消費者センターのチラシを案内として渡してみるなどして、様子をうかがうのも一つの方法です。

すぐに発見できた場合には「クーリング・オフ」を利用しましょう

訪問販売などで契約をしてしまった場合、一定期間内であれば無条件で契約を解除できる「クーリング・オフ」という制度があります。

被害の発見がクーリング・オフ期間を過ぎていても、あきらめずに、すぐに地域の消費生活センターへ相談しましょう。
もちろん、「消費者被害に遭っているかも?」と気付いたら、早めに消費生活センターへ相談をするよう勧めましょう。

民生委員や地域の方とも協力して、被害を防ぎましょう

高齢者の家に、見知らぬ人が頻繁に出入りをしている、宅配便の荷物が頻繁に届いている等、近所の方だからこそ気づくこともあります。

ケアマネジャーが高齢者のお宅を訪問した際など、例えば近所の方を見かけたら気軽に挨拶を交わすなど、近隣の方が話しやすい雰囲気を日ごろから作っておくことも重要です。

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ケアマネ 過去問

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